ひまわり証券はこのほど、同社が販売しているシステムトレード用売買システムについて、週間運用成績(2011年2月14日~2月19日)のランキングを発表した。

同社では、システムトレード用売買システムとして、33本の先物対応システムと18本のFX対応システムを販売。他社販売の売買システム2本を含めた先物・FX双方のシステムについて、それぞれ「週間ランキング」「月間ランキング」「年間ランキング」を公開している。

2月第3週(2011年2月14日~2月19日)のNYダウ平均株価は、エジプト情勢沈静化の期待や1月の住宅着工件数増加といった景気の先行き期待感などもあって上昇。これを受け、日経平均株価も相場が下げた場面で押し目買いが入るなどして5営業日続伸し、一時1万900円に迫る場面もあった。しかし、高値警戒感やテクニカル指標における過熱感もあり、上値が重い展開となって1万842.80円で取引きを終了している。ドル / 円相場は、米国の景気回復への期待感からドルが買われたが、輸出企業のドル売りのオーダーが控える84円目前で押し戻され、83円台前半で取引きを終了した。

そうした中で発表された週間運用ランキングでは、先物部門において、逆張り系と順張り系の2通りの戦略が組み込まれたWest Village Investment(WVI)開発の売買システム「Perry」が1位を獲得。同売買システムは、海外指標をインジケーターとして利用することで、日経225先物の1日の方向性を予測してトレードを行う、デイトレード・システムとなっている。

FX部門では、同じくWVI開発の売買システム「EUDRO(ユーヂロー)」が、55.0ptの利益を獲得して2週連続で1位となっている。同売買システムは、ユーロ / 米ドルを対象としたデイトレード・システムで、テクニカル分析指標は一切使わずに、独自の市場分析をベースに売買戦略を構築する。最大ドローダウンは225ptという低さで、変動の大きいユーロ / 米ドル対象でも安定的に運用できるように設計されている。

運用成績 先物週間ランキング(2011年2月14日~2月19日)

順位 システム名 損益(万円) トレード回数 勝率(%)
第1位 Perry 2 1 8.0 3 66.67
第2位 戦国武将家康Over Night 2 2 7.0 4 50.00
第3位 DiscretionSystem 2 0 5.0 2 100.00
第3位 東大Master Nikkei 2 1 5.0 3 66.67

運用成績 FX週間ランキング(2011年2月14日~2月19日)

順位 システム名 損益(pt) トレード回数 勝率(%)
第1位 EUDRO(ユーヂロー) 1 0 55.0 1 100.00
第2位 FX∞ EURJPY 1 0 53.0 1 100.00
第3位 DynamicARMS EUR/JPY 1 1 52.2 2 50.00

10位までの運用成績 先物週次ランキング

10位までの運用成績 FX週次ランキング

(※勝率および取引回数には、引き分けも考慮されている)

なお、同社で販売している売買システムの運用成績ランキング情報は、メールマガジンでも毎週配信している

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