どうも、三十路ライター山田井です。

年末のことなんですが、ロンドンへ行ってきました。

いやー、噂には聞いていましたが12月のロンドンの破壊力はすごいですね! どこを見てもクリスマスツリー、ツリー、ツリー、イルミネーション……!

そんな幸せに充ち満ちた街角をなぜ僕は一人で歩いているんだろうと真剣に自問してしまったわけですが、しかし来たからにはロンドン観光を楽しまなければ!

GPSカメラ「EX-H20G」を持ってきていた

……と息巻いてみたものの、これまで常に旅行の計画は人任せだった僕。

当然、今回もまったく何の準備もしておらず、ガイドブックも持っておらず、ロンドンのメジャーな観光地すらろくに頭に入っていないというていたらくでした。

さらに言うなら英語もたいして話せないため、ツアーガイドがいない状況で、もし町中で迷子にでもなったら大変です。泣きながら「ヘルプミー」を連呼しつつ大使館にでも駆け込むハメになったりしたら、おおお、考えるだけで恐ろしい!

しかし、そんな不安を1台で何とかしてくれたのがカシオのハイブリッドGPSカメラ「EX-H20G」。

ぶっちゃけコイツがなかったら僕はこの日、ホテルから出ることなく一人部屋にこもってモンハンをやっていたかもしれません。

さて、ではさっそくGPSカメラを手に町へ繰り出してみることにしましょう。皆さんもぜひロンドンへ一緒に行ったつもりで追いかけてみてください。

EX-H20Gでは「自宅」と「訪問先」を設定できるので、まずは訪問先をロンドンに変更

まずは宿泊していたグロブナーハウスホテルの前で写真を1枚パシャリ。

ホテルを撮影していたら訝しげな顔で見られてしまった

EX-H20Gには、GPSを利用して撮影した場所をマップに記録するという機能がついているため、これでホテルの場所がわからなくなるという事態はひとまず避けることができます。

ここが今回のスタート地点となる。緑色の人マークが現在地点

400万点ものコレクションが収められた国立博物館

その後はホテル付近のヴィクトリア・アルバート美術館へタクシーで移動し、普通に観光を開始しました。

ここまでは特に問題ありません。問題はこの後です。

赤い点がEX-H20Gに収録されているメジャーな観光地の場所を示している

EX-H20Gには、その周辺の主な観光地が写真付きで記録されています。

このあたりだと、ハイド・パーク、バッキンガム宮殿、そしてピカデリーサーカス――か。どれも一度は行ってみたかった場所ばかり。よし、全部行こう!

……ということでさっそく歩き出したわけですが、いきなり"道がわからない"という致命的な事態に陥ります。ガイドブックをチラ見することもなくやってきたため、もはやEX-H20Gなしではホテルへすら帰れない有様です。ロンドンなめすぎだ自分!

赤い点が移動軌跡を示す足跡です

ということで現在位置を確認。おお……わかる、わかるぞ!

現在位置と、自分がどのようにして歩いてきたかという足跡が、ハッキリEX-H20Gの地図に映し出されています。位置認識もかなり早く、歩いて少し経つとスピーディーに反映。おいおい、日本だとiPhoneがあるからそこまで感じなかったけど、これひょっとして海外だとかなり便利なんじゃないの?

地名スタンプをオンにしておけばこうやって場所名が記入されます

さらにテクテク歩き、無事に目的地のハイド・パークへ到着しました。

ここはめちゃくちゃ大きい公園で、中にはたくさんの名所があるのです。

名所の写真はあらかじめEX-H20Gに入っているため、見た目で確認できる

ああ、これだこれだ

さて、ここでふと思い出したのが360度のパノラマ撮影機能。何だかすごそうなのですが、なかなか開けたところがなくてここまで使っていなかったのです。

でもここなら……このハイド・パークならパノラマ機能を生かせるかも!

そんな感じで初パノラマに挑戦した写真がこれ!

うまく撮れた!

広々とした公園の雰囲気が多少は伝わったでしょうか。やり方はとても簡単で、撮影モードから「スライドパノラマ」を選び、あとはシャッターボタンを押してぐるっとカメラを移動させるだけ。するとEX-H20Gが勝手に複数枚の画像を補正・合成し、こうした綺麗なパノラマ写真を作り出してくれるのです。

旅行中って綺麗な景色を撮影する機会が多いのですが、しかしどうしても目で見た"広さ"を伝えるのって難しいですよね。そんなときはこのパノラマ機能がかなり役立ちそうです。……つづきを読む