テレビ東京は、レベルファイブが2011年3月17日に発売予定のプレイステーション・ポータブル用ソフトの『ダンボール戦機』をTVアニメ化。3月2日から毎週水曜の19時27分~19時55分より、テレビ東京系6局ネットにて放送する。なお、今作はテレビ東京とレベルファイブがタッグを組んだTVアニメとして、『イナズマイレブン』に続き2作目となる。
<TVアニメ『ダンボール戦機』あらすじ>
2050年…。タイニーオービット社が開発した、ホビー用小型ロボット、「LBX」(Little Battler eXperience)が子供たちの話題をさらった。しかし、あまりにも強力な性能を持っていたためLBXは発売中止に追い込まれることとなる。
そこへ、世界の物流を大きく進歩させた内外からの衝撃を80%吸収する、革命的な「未来の箱」『強化ダンボール』の登場により、その中で作られた戦場の中で闘うというルールの上で、「LBX」は再発売されることとなる。またたく間に子供たちの間で大きなブームを巻き起こすLBX。
強化ダンボールという戦場で闘うLBX=小さな戦士たち。人は、その小さな戦士たちを「ダンボール戦機」と呼んだ…。そしていつしかLBXを巡り、大人たちの恐るべき陰謀が動き出す。
この物語は主人公の少年・山野バンが一つのLBXとの出会いをきっかけに人類の未来をかけた戦いに身を投じていく、壮大なスケールの物語である。
主なキャラクター
<久保田 恵 コメント>
バンはごく普通のLBXが大好きな元気な少年です。
皆に親しみを持ってもらえたらなぁと思ってます。
見所は沢山ありますが、なんといってもLBXでのバトルですね。 とてもカッコよくてアツいです! 私も毎回全身全霊を込めて演じてます。
とにかく歴史に残る面白い作品にしたいと意気込んでますので、 是非応援してください!!
劇中で活躍するLBXたち
■AX-00
謎の女性から主人公・山野バンに託された新型の高性能コアスケルトン。ある人物の手によって極秘に開発された。装甲は保護用のカバーパッドのみである。しかし、その基本性能の高さゆえ、通常のLBXと比較しても遜色のない能力を発揮する。さらに世界の命運を左右する"ある謎"を秘めているというが…。
■アキレス
謎の女性から山野バンに託されたAX-00用のアーマーフレーム。謎の開発者「J」によって設計され、タイニーオービット社社長・宇崎悠介によって製造される。アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。最新式照準回路、アーマー部の熱排気に配慮されたチップ構成になっており、これまでのLBXの設計思想を超越した、一種のアートとも呼べる機体。基本装備はアキレスランスとアキレスシールドだが、射撃性能も優れているため、ライフルやハンドガンなども装備可能。
■クノイチ
サイバーランス社製のLBX。アーマーフレームのタイプはストライダーフレーム。軽量型で俊敏な動きを得意とするため、スピード中心のヒットアンドアウェイが主な戦術となる。アミのクノイチは、自分用に徹底的にカスタマイズを施したものになっており、純正品よりも全体的に高い性能を誇る。基本装備は、コダチ。両手に一つずつ装備し、まさに中世の女性忍者、「くノ一」のごとくバトルフィールドを駆け巡る。
■ハンター
謎の開発者「J」が設計したLBX。タイニーオービット社によって製造され、カズの愛機となる。アーマーフレームのタイプはワイルドフレーム。長距離射撃を目的としているため、センサー系の精度が従来のLBXに対して圧倒的に有利な点が特徴。また、長距離戦を目的としながらも、LBX本体の動きも感度が高められており、機敏な動きを誇る。ハンターの性能にあわせて設計された「ハンターライフル」を装備。
■デクー
謎の反政府組織への供給を目的に、神谷重工が極秘裏に開発した汎用量産型LBX。アーマーフレームのタイプはブロウラーフレーム。LBXの性能としては非常にバランスが取れており、さまざまなシチュエーションで使用される。また、素体としてのデクーに、性能的に余裕を持たせてあるため、いくつかのカスタムタイプへの換装が可能。代表的なものとして、軽装型や砲戦型、監視型といったモデルが存在する。
■ハカイオー
ミソラ二中四天王のリーダー、郷田ハンゾウの愛機。アーマーフレームのタイプはブロウラーフレーム。郷田の父、郷田泰三が社長を務めるプロメテウス社が採算度外視で開発した試作型LBX。本来の名称は不明。その太い両腕から繰り出される一撃の破壊力や、容赦ない戦いぶりからいつしか「ハカイオー」と呼ばれるようになった。本体胸部に組み込まれた我王砲(ガオーキャノン)と、破岩刃で敵を圧倒する。
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