大ヒット「チンしてこんがり」シリーズ

電子レンジで約2分間加熱するだけで、簡単においしい朝食がつくれる「チンしてこんがりモーニングカップ」

健康のためにも朝食はしっかりとりたいが、調理や後片付けに時間がかかると、その分貴重な朝の時間が失われることになる。かといって早起きするのはちょっと……と思っている人は多いことだろう。そこで、紹介したい商品が朝の時短調理をサポートするために開発された小林製薬の電子レンジ用発熱調理カップ「チンしてこんがりモーニングカップ」だ。

同商品は、"電子レンジでチン! "するだけであっという間に朝食がつくれてしまうという優れもの。カップに卵やウインナー、ハムなどを並べて、レンジ機能で約2分間加熱するだけ。これで、ハムエッグなどおいしい1品ができる。

主婦層から大人気の「チンしてこんがり魚焼きパック」

同社では、2009年9月に電子レンジで魚が焼ける電子レンジ用クッキングパック「チンしてこんがり魚焼きカップ」を発売。火加減の心配が必要なく、洗い物を出さずに調理ができることなどから、主婦層に大人気の商品となった。以降、同社は「チンしてこんがりから揚げパック」などシリーズ商品のラインナップを拡充。発売後約10カ月で、シリーズ総出荷額が約7.4億円、総出荷数は約450万個と好調に推移している。

そうした中で発売された「チンしてこんがりモーニングカップ」は、「洗い物が面倒」「時間がかかる」といった朝食の調理に対する不満の声に答えるために開発されたもの。開発のポイントは、お皿代わりに使用できる"カップ"。電子レンジで加熱した後はそのまま食卓に皿にのせて食べることができ、食べ終えた後は捨てるだけという効率の良さを追求したという。

カップはお皿代わりに使用でき、食べ終えた後は捨てるだけなので、後片付けもラクラク!!

調理方法は、まず電子レンジで使える平らな耐熱皿にカップをのせ、カップ内にサラダ油少量を全体に塗り広げてから、食材を入れる。この時注意したい点が。卵を使う時は飛び散りを防ぐために、必ず黄身に数カ所穴を開け、白身をほぐしてから加熱する。ソーセージなどの膜のある食材には、必ず切れ目を入れること。あと、人参などのかための食材を使う場合は、薄くスライスすれば火も通りやすい。

加熱時間の目安は、「卵1個+ベーコン1枚」なら、500Wで約1分50秒、600Wで約1分40秒。「ソーセージ5本」なら、少し時間がかかって500Wで約2分40秒、600wで約2分30秒。カップ内面の"こんがり焼きシート"が、電子レンジのマイクロ波でカップ全体を素早く高温に発熱させ、食材をこんがり仕上げてくれる。焼け具合が不十分な場合は約10秒間再加熱すればよい。

こちらの商品も売れ行きは好調で、有職主婦はもちろん、専業主婦や単身者など、シリーズ従来品と比べてより幅広い層からの支持を得ているという。「チンしてこんがりモーニングカップ」は、1セット5カップ入り、価格は262円。全国の薬局・薬店、スーパー、ホームセンターなどにて販売している。