――なるほど。では、アキとナツのように恋愛か友情を選ぶ場面に遭遇したらどうします?

川口「わたし自身は、まだそういうシチュエーションを経験したことが無いので何とも言えないなぁ。友達と同じ人を好きになる…と想像する限りでは、どのくらいその友達と仲良しかということがポイントになりそうですね。ただ、親友だったらちょっと考えちゃうけど、"そこそこ"だったら積極的に行ってしまうと思います(笑)」

――なかなか難しい選択かもしれませんね。ストーリー上でもかなり複雑な恋愛&友情関係が展開しますよね。

川口「台本を読んですぐには理解できませんでしたから(笑)。『誰が誰を好きで、どうつながっているの?』という感じで。高橋という男子が出てくるんですけど、彼なんかは『二人とも好きで…』みたいな感じなのでややこしいんです。演じていく上でちょっとずつ理解できた感じですね。本当はそれじゃいけないんですけど…。あっ、もちろん最終的には全部理解しましたよ(笑)。今後は、ちゃんと最初から理解できるように、普段からもっと本を読まないとだめだなって思いました。作品を見る人にとっても少しだけ分かりづらいと関係になるんですけど、演劇部のメンバーがその複雑な状況を黒板に書いて説明する場面があるので参考にしてください」

――この作品を通じて、"台本を深く理解する"ことを学ばれたわけですね。ほかにモデル業との違いみたいなものは感じていますか?

川口「モデルとしてデビューして何年か仕事をしてきたので、やっぱり写真を撮られるほうがリラックスできますね。今ではほとんど緊張しません。動画のほうがいろいろ気を付けなきゃいけないことが多いように思います。ただ、今はモデルのお仕事はもちろん、女優さんとのしてのお仕事も楽しんでやらせていただいています。この世界に入るまでは、女優さんになりたいと思ったことは特になかったんですけど、最近ではお芝居について少し欲も出てきました」

――どんな欲があるのか、ぜひ教えてください。

川口「映画などを見て、こういう役をやってみたいなとか、こんな作品に出てみたい! と思うようになってきたんです。それから、あこがれの方とも共演してみたいなぁって。わたし、菅野美穂さんのような女優になりたいんです。いつか共演できるように頑張っていきたいと思っています。菅野さんはたまにバラエティー番組に出演されている時でも、自然体でかわいらしいですよね。お芝居ももちろんすてきです。ズバリ言ってしまうと、お顔がわたしの好みなんです(笑)。多分、いつでも笑顔の印象があるから余計にそう思えるのかもしれません。最近は悪女っぽい役もやられていますけど、それはそれで笑顔とギャップがあってかっこいい! かっこいいけど…とにかく、ものすごくかわいいです(笑)。だから、わたしも菅野さんのように自然体でいながら、現場では今回共演した未来ちゃんのように普段とは違う"女優さんの顔"も持てるようになれたらうれしいです」

(C)『恋色円舞』プロジェクト2010

ヘアメイク:赤川恵 スタイリスト:宮下若菜(CPルーム)