福井鉄道は10月17日、北府(きたご)駅などで「第4回 福井鉄道感謝祭」を開催する。電車で移動するすごろくゲームや、電車の運転体験会を実施するほか、北府駅では越前市や「福武線を応援する連絡協議会」と共催で地域密着型のイベントを開催するという。

昨年のイベント「車両展示撮影会」の様子

今年は車両基地内で電車の運転会を開催。車両は800型を使用

「電車ですごろくゲーム」は小学生50名とその保護者が参加できる。赤十字前駅で10:00に集合し、すごろくの要領でサイコロを振って、出た目の数に応じて電車に乗り、ゴールの越前武生駅を目指すという趣向。1位から3位までの参加者に賞品を進呈、参加者全員に電車をデザインしたティッシュ箱をプレゼントする。参加費として「こども1日フリー乗車券(250円)」が必要。保護者が同伴する場合は「1日フリー乗車券(500円)」が必要。参加申し込みは郵送で受け付ける。締切りは10月10日。

さらに、すごろくゲームに参加した小学生の中から、抽選で20名に電車の運転体験を提供する。使用車両は800型の予定。運転体験者には顔写真付きの「福鉄電車運転免許証」を後日送付する予定。

また、北府駅の駐車場では13:00~16:00に福鉄ミニ電車を運行する。福鉄電車をモチーフとした電車で、無料で乗車できるという。さらに、10:00~16:00は「ふくぶせんフェスタin北府駅」と題し、電車のレストラン、うたごえ喫茶の飲食コーナーを設置。地元の野菜などを試食・直売するコーナーや、越前市の文化・芸術・教育関連のNPO団体がPRする場を設けるとのこと。