お笑いユニット・ザ・プラン9が、大阪・なんばグランド花月で結成9周年記念公演「プラン9って9人じゃないんですか?」を開催することになり9日、大阪市此花区の西九條神社で会見を行った。

西"九"條神社で"9"周年記念公演をPRするザ・プラン9。左から、なだぎ武、浅越ゴエ、お~い!久馬、ヤナギブソン 拡大画像を見る

同公演は結成9周年の"9"にちなみ、9月19日の午後9時から翌朝6時までの9時間に渡って行われるオールナイトイベント。会見も9月9日午後0時9分からスタート、JR西九条駅近くの西九條神社で行うこだわりようだ。

「会見を西九条でやるか九州でやるか悩んだ」といきなりボケてみせたリーダーのお~い!久馬は「9時間ライブは初めてなので体が持つかどうか心配ですが、がんばりたいです」と意気込みを。浅越ゴエは「とにかくバテないように、途中で寝てしまわないように、9年で培ったものをぶつけたい」と。最年長のなだぎ武は「一番の長老なので、眠たさとの戦いになると思います(笑)」と話し、ヤナギブソンは「僕は一番の若手で体力もあるので、みなさんが疲れた終盤でパワーを盛り返したい」と長丁場ライブに臨む抱負を語った。

さらに会見では、"キュウ"と読む漢字でメンバーが9年を振り返った。「久」の久馬は「なだぎさんがディランで売れたとき、母親に『あんたもディランやり』と言われた」など久馬家のエピソードを話した。「急」の浅越は、サラリーマンとして働いていたころに「突然、久馬さんから一緒にやらないかと声をかけられた。急な話でした」と結成の裏話を。「灸」のなだぎは「今年40歳になるんですけど、最近は鍼治療やお灸もするようになりました」と体力の劣化を嘆いてみせた。そんな中、「救」のヤナギブソンは、この9年の間に家族に付き添って救急車に4回乗ったと話し、そのときの体験談を披露。延々とひとりトークを繰り広げた末に「……ってこんな話、誰が興味あんねん!」と自分に突っ込む"お約束"のギャグで笑いを誘っていた。

ヤナギブソンの話が始まると、3人は"お約束"の興味なさげな素振りを見せ……

ほか、久馬が9年後のザ・プラン9にかける思いを「このメンバーで末永く活動していきたい」と『久馬 あさごえ なだぎ』の9文字で表し、なぜか除外されたヤナギブソンを憤慨させる一幕も。このように徹底して"9"にこだわる4人だが、公演の内容に"9"にちなんだ企画はあるのか? との質問にはなぜか言葉を濁し、久馬は「コントは6本の予定。ゲストは20人弱ですね」と9とはまったく関係ない数字を口にするわ、浅越は「途中で"休"憩があります。あと、客席にA-9の座席があると思います」とこじつけ? をひねり出すわと苦しい回答を。「当日までになんとかします」と必死のフォローで笑わせていた。