今年も夏の全国高校野球選手権大会(第92回)が阪神甲子園球場で開幕し、球児たちの熱戦が繰り広げられている。これに合わせて、高校野球を観戦しながらTwitterでつぶやける特設サイト『パソコンも地デジカ!!×ピーチク 大人たちの甲子園専用ピーチク』が開設された。

8月9日の試合には、アンジャッシュの渡部建氏や人力舎所属の芸人たちが地デジパソコンで中継を観ながら、同サイトでのつぶやきに参加して大変盛り上がった。

Twitterのつながりが発端となり、「大人たちの甲子園」サイトを盛り上げようと「高校野球大好き芸人」と高校野球マニアのTwitterユーザーが集まり、地デジで野球観戦とつぶやきを楽しんだ

臨場感と共有感で楽しむ「地デジパソコンxピーチク」観戦!

今回の特設サイトは、「ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム」(WDLC)が、「パソコンも地デジカ!!」キャンペーンの一環として、つぶやきサービスの「ピーチク」と連動して開設したものだ。ピーチクは、同じテレビ番組を見ている人とTwitterのつぶやきを共有できるサービス。また、WDLCは、新たなデジタルライフスタイルの提案を目指す業界団体で、マイクロソフト代表執行役副社長 堂山昌司氏が会長を務める。

この日の夕刻、マイクロソフト都内オフィスには、いけだてつや氏ニッケルバックの理解構造氏ラバーガールの大水洋介氏といった人力舎所属の「高校野球大好き芸人」たちと高校野球マニアのTwitterユーザーが集まっていた。当初、9日の1回戦第4試合「佐賀学園 - 旭川実」を観戦する予定だったが、第3試合の途中、甲子園をゲリラ豪雨が襲い1時間程中断されていたため、試合再開を待って、第3試合「長崎日大 対 北照」の中盤から「大人たちの甲子園」へ参戦した。

普段から3人は、時間があれば甲子園まで出向いて観戦し、観戦中に大水氏が付けたスコアブックと、いけだ氏が撮影した動画を持ち寄り、アンジャッシュの渡部建氏宅などに集まって、高校野球について夜な夜な語り合っているのだという。

3人とも半年程前からTwitterを始めているが、「あまりに高校野球のことばかりつぶやいていたら、他のネタを期待していたフォロワーさんからリムーブされちゃったんです(笑)」と、ラバーガール大水氏が話すほどに、投稿の内容は殆どが高校野球に関してだという。

試合の間は、つぶやきも頻繁に書き込みながら、時に「うわー!」「やった!」と歓声を上げて、地デジパソコンに見入っていた。そして第4試合開始直後には、渡部氏も駆けつけ、参戦した。

Twitterで高校野球ファンとのつながりが拡がる

地デジパソコンでテレビを観るのも、つぶやきを交えて「パブリックビューイング」的に高校野球を観戦するのも初めてという渡部氏に感想を訊ねた。

アンジャッシュ 渡部建氏

──地デジパソコンで野球を観戦した感想は?

渡部氏 コントラストが鮮明で、甲子園の土のカラーにユニフォーム、ベース、ボールの白さが映えて、とても見やすい。めちゃくちゃ綺麗だし、見やすくて臨場感もあるので、スポーツ観戦に向いていると思う。

──Twitter歴は?

渡部氏 Twitterは、今年に入って始めました。ラジオ番組をやっているのですが、Twitterはラジオととても相性がいいなと思っています。

──つぶやき頻度は? どんなことをつぶやく?

渡部氏 かなり頻繁につぶやきます。高校野球の話は多いですね。今までは、高校野球が好きというイメージがあまりなかったみたいですが、そういった情報を自分から発信できるというのがTwitterの良いところだと思う。今では、高校野球関係の仕事もいろいろさせていただくようになったのですが、すべてTwitterでのつながりから始まっています。Twitterでずっとやりとりしていて、甲子園で初めてお会いしたという人もいます。

──ピーチクしながらの観戦はどうですか?

渡部氏 これだけの情報を一個所で観ながらできるというのが便利。(ピーチクのサイト上に)ここにいる人もいれば、別の場所でテレビを見ている人たち、あるいは球場にいる人たちもいて、それがすごく面白い。一緒に観戦しているんだという共有感が強まりますね。

渡部氏(右)は、パソコンのテレビ画面を見るなり、「うわー、めちゃ綺麗だな」と叫んでいた。普段は携帯電話からツイッターというニッケルバックの理解構造氏(中央)は「(地デジパソコンは)テレビとネットが同時に簡単に使えて便利ですね」

甲子園にも通い詰め日焼けバッチリのいけだてつや氏(右)。球場観戦の時はスコアブックを付けているというラバーガールの大水洋介氏(左)。人力舎の「高校野球大好き芸人」3人は、今年に入ってからは高校野球好きが高じて、「高校野球大好き!!ナイト」といったトークライブも開催している

高校野球芸人の大水氏、いけだ氏、理解氏らも、次のような感想を述べていた。

大水氏 Twitterのつぶやきを見ていると、自分が思い付かないようないろいろな角度から語られているので、新しい発見があったりして、一人でただ観るよりも楽しい。高校野球好きの"濃い話"がどんどん出てきて、すごく盛り上がっていく感じがいい。いつもとは違う面白さ。

いけだ氏 画面の綺麗さに、とにかくびっくりした。テレビを買い換えるなら地デジPCにしたい。普段は球場で観ることが多いが、テレビ視聴ならではの情報量の多さを実感した。試合を観ながら選手の情報を確認できて便利だし、つぶやきも、よりタイムリーな事がつぶやけるので楽しい。

理解氏 テレビ(での野球観戦)の良いところは、バックネットやサイドなどを回り込んで観られるところだが、地デジパソコンの映像は鮮明で、すごく見やすいと思う。パソコン画面で観戦しながら、この同じ空間にいる仲間からの歓声が聞こえてくるのも楽しい。

普段は携帯電話がメインで、PCはあまり使わないという理解氏だが、「初めての地デジパソコンでしたが、操作に悩まず簡単に扱うことができた。情報収集などは、PCのほうが早くて便利ですね」とも語っていた。

「パソコンも地デジカ!!×ピーチク 大人たちの甲子園専用ピーチク」。パソコンも地デジカのTwitterアカウントはこちら

今回の企画は、「パソコンも地デジカ」キャンペーンを担当するマイクロソフト コンシューマ&オンラインマーケティング統括本部のパートナーマネージャ 立場定氏のプライベートでのTwitterでのつながりが発端となっているそうだ。この日のキャンペーンサイトのユニークユーザ数は12,518件と、同サイト(パソコンも地デジカ×ピーチク)のサッカーW杯オランダ戦に次ぐ過去2番目に多いに多い数値を記録した。

地デジパソコンの画面を改めて見てみると、なるほど芸人さんたちが言うように画面がキレイで、情報もまとまって見られるので便利だ。スポーツ観戦と地デジパソコンの新たな利用法としてオススメしたい。