国立国会図書館サーチ(開発版)

国立国会図書館は17日、新検索サービスのプロトタイプ『国立国会図書館サーチ(開発版)』(NDL Search)を公開した。同館や全国の公共図書館、学術研究機関などのデータベース(DB)から収集した約5,500万件の文献情報などを検索できる。

国立国会図書館サーチ(開発版)は、国立国会図書館/ 全国公共図書館/ 公文書館/ 美術館/ 学術研究機関、民間電子書籍サイトなどが所蔵する蔵書・出版目録、デジタル資料などのDBを対象とした検索サービス。開始当初は34個のDBから収集した約5,500万件の情報の検索、9個のDBの横断検索が可能となっている(詳細はこちら。あいまい検索、日中/日英の翻訳検索、一部資料については全文検索に対応、APIも提供される。なお、図書館の所蔵状況の検索に対応しており、市町村立図書館の所蔵検索についてはNota, Incが提供する図書館蔵書検索サービス「カーリル」が利用されている。

本格稼働は平成24年1月からを予定。一般公開を通じて利用者からのフィードバックをもとにシステムを仕上げていく。