マネックスFXは16日、従来同社の顧客に提供してきた店頭FX「外貨deサポート」のWebブラウザ版、およびモバイル版取引ツールに、新たに『トレール注文』機能を同日搭載したと発表した。

トレール注文とは、価格の上昇幅、または下落幅に合わせて、逆指値注文をそれぞれ1pipごとにリアルタイムで自動修正する注文方法。トレール注文を利用することで、「リスクをコントロールしながら可能な限り利益を伸ばすことが可能になる」(マネックスFX)。

特に、決済注文に利用する場合、保有ポジションに対して実際の相場がマイナス方向へ動いた場合は、当初の逆指値で損切りする。逆にプラス方向に動いている場合は、相場の動きに合わせて逆指値の水準を修正しつつ、利益幅の拡大を目指する。

また、同社ではFX取引の仕組み、および取引画面の操作性にあらかじめ慣れてもらうことを目的として、仮想資金によるFX取引を1カ月間無料で体験できるデモ口座を提供しているが、今回デモ口座において、同社に口座を保有していない人でも、トレール注文を試すことが可能になった。

マネックスFXでは、多くの要望があったというトレール注文の導入により、「顧客の注文の選択肢がさらに広がり、利便性の向上につながるものと考えている」としている。