今年5月に発足したJALホテルズの新会員プログラム「My JALHotels」が順調だ。4月1日の先行会員登録開始から一ヶ月足らずで会員数1万人を突破、さらに7月に入って5万人を達成と、JALブランドの底力を感じさせる動きを見せている。そこで、当サービスを立ち上げたJALホテルズの山田ルリさんに話をうかがった。

JALホテルズ 営業本部 マーケティング部マネージャー 山田ルリさん。日本航空入社後、情報システム部、経営企画室、国際旅客本部企画部、マイレージセンター部をへて、2004年よりJALホテルズ現職

――はじめに、今回のプログラム立ち上げの経緯についてお聞かせください。

山田「弊社では以前からファウンテンズクラブならびにホテルJALシティポイントカード(2011年3月で完全終了)といった既存のサービスがございましたが、チェーン全体をカバーした会員制プログラムを作ろうと、去年の7月くらいから本格的に動き出しました。

シティホテルからリゾートホテルまでを揃える「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」(左:ホテル日航東京)とビジネス旅客を対象とする「ホテルJALシティ」(右:ホテルJALシティ那覇)という2つのホテルチェーンを運営するJALホテルズ。「それぞれのホテルは規模やお客様の利用スタイルが違いますので、意見調整にはなかなか骨が折れましたが、とてもやりがいのある作業でした」(山田さん)

そこから各ホテルからの意見を聞き、要望などを取り入れながら今年4月のスタートに向けて内容を詰めていきました」…つづきを読む