ウェザーニューズは12日、「雨プロジェクト」の一環として「全国ジメジメ調査」の結果を公表した。同調査から、湿気の多い梅雨に対する各県の意識の違いが明らかになった。

「超ジメジメ」と感じやすい都道府県ランキング(出典:ウェザーニューズ「全国ジメジメ調査」)

同調査は今月2~5日に実施され、全国のウェザーリポーター9,659人(うち男性43%、女性57%)が回答。この中で、「いまのジメジメ度は?」という質問に「超ジメジメ」「ちょっとジメジメ」「ジメジメしていない」の3つの選択肢で答えてもらい、県別の湿気を感じる割合の解析も行っている。

その結果、梅雨の平均湿度(77.7%)のときに最も「超ジメジメ」と感じやすいのは京都府民で、その割合は71.0%に及んだ。一方で梅雨前線の影響を受けやすく、今年も度重なる集中豪雨にさらされている九州・沖縄地方では、長崎県が43位(29.1%)、沖縄県が44位(28.9%)になるなど、湿度が高くても不快に感じる人が意外に少ないという結果になった。

「ジメジメして嫌なことは?」(出典:ウェザーニューズ「全国ジメジメ調査」)

また、「ジメジメして嫌なことは?」との質問に、回答者の半数を超える5,577人が「汗がひかない」と回答。「風呂場の木製のドアにきのこが生えた」、「Tシャツを脱ごうとしたら汗で張り付いていて、少し力を入れたら破ったしまった」などの具体的なエピソードも挙がり、梅雨の悩みは尽きない様子だった。

今回の調査結果はウェザーニューズの携帯サイトで公開するとともに、今後展開する予定のサービスにも活かしていくとのこと。