箱根で上映会を開催

2010年5月26日にBlu-ray/DVDが発売される『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』だが、その発売に先駆けて、2010年5月8日(土)、9日(日)の2日間、箱根町の旧仙石原中学校にて、「第3新東京市上映会」が開催された。

Blu-ray/DVDに収録される映像は、劇場上映時の映像(2.0)に再調整をかけた「EVANGELION:2.22」バージョンとなるが、今回のイベントで公開されたのは、さらに別バージョンとなる『EVANGELION:2.22 NOGUCHI ver.』。イベントには8日、9日ともにおよそ750人、計1,500人のファンが集まり、特別バージョンの上映会を楽しんだ。ここではイベント初日となった8日の様子を紹介しよう。

箱根の地で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の上映会を開催

イベントの会場は、物語の舞台である「第3新東京市」こと、箱根町。劇中にて主人公たちが通う「第壱中学校」を思い起こさせる、現在は廃校となっている「仙石原中学校」の体育館にて上映会は開催された。

上映会は箱根町の仙石原にて開催

校門には「第3新東京市立 第壱中学校」の文字が

山に囲まれた「第3新東京市立 第壱中学校」こと「仙石原中学校」はとにかく広い

「仙石原中学校」の名残

校門だけではなく、校内の細かいところまで「第3新東京市立 第壱中学校」&エヴァ仕様にカスタマイズされていたので、その一部を紹介しよう。

校内のいたるところにエヴァ関連のポスター

昔のまま残っているのか……と思うようなところまでちゃんとエヴァ仕様。日直はシンジとレイです

上映会が行われた体育館の中もいろいろと細かなネタが満載。

壱中生徒会からの貼り紙や劇中でも歌われる「今日の日はさようなら」「翼をください」の歌詞など

スタンプ台の設置のほか、箱根マップも貼り出された

レイも上映会を鑑賞!?

そして今回のイベントのメインとなる上映会がスタート!

約750人が体育館に座り込んでの鑑賞

今回上映されたのはBlu-ray/DVD用に編集された2.22バージョンのため、上映終了後、「あのシーンが増えていた」「あのシーンがなかった」などと、参加者たちは口々に記憶の中の劇場版と比較していた。とはいえ、詳細が明かされていない「NOGUCHI ver.」ということもあり、上映会参加者にとってもさらに謎が深まる結果となったようだ。なお、この「NOGUCHI ver.」も、Blu-ray/DVDに収録される予定となっているので、イベント参加者はあらためて、参加できなかった人も自分の目で耳で、そのちがいをチェックしてみてほしい。

参加者全員で「今日の日はさようなら」を合唱して、イベントは終了

次ページではイベント会場の様子をさらに紹介していこう。

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