トレイダーズ証券は4月30日、取引所為替証拠金取引「くりっく365」の取引システム『TRADERS 365』において、取引システムに接続して取引を行えるAPIを公開すると発表した。これにより、顧客のPCで自由に作成したシステムから「TRADERS 365」への発注が可能となる。

トレイダーズ証券は、2010年1月18日に、新取引システム「TRADERS 365」をリリース。同システムは、「カスタマイズ性に優れている」(トレイダーズ証券)ほか、ワンクリック注文やクイック決済、複数決済などの機能も備えることで、「スピードと快適な操作性を兼ね備えたシステムとなっている」(同社)。MacでもWindowsでも同様の機能で取引できる。

今回、トレイダーズ証券では、同システムに接続して取引を行えるAPIを公開すると発表。これにより、顧客のPCで自由に作成したシステムから「TRADERS 365」への発注が可能となり、「国内で初めて、取引所為替証拠金取引『くりっく365』においてシステムトレード・自動売買が可能となる」(同社)。

公開日の詳細とAPIの仕様については、「順次ホームページなどで案内する」(トレイダーズ証券)としている。