マネックス証券は22日、トレーディングツール『マネックス・マーケットステーション』の提供を開始すると発表した。
「マネックス・マーケットステーション」は、2010年5月1日にマネックス証券と合併予定のオリックス証券が提供している「オリックス・マーケットステーション」とほぼ同等の機能を有する、リアルタイム・トレーディングツール。
大口約定情報など、「投資に有益で鮮度の高い情報提供と高度な分析を実現」(マネックス証券)。スピーディーな板発注機能も搭載している。株式取引や信用取引だけでなく、マネックス証券の従来のツールにはなかった先物・オプション取引の機能も搭載している。
板発注機能では、取引所から送られてくる板情報と、注文発注・訂正・取消機能を1画面に搭載。板をダブルクリックするだけで注文発注ができるため、相場の状況把握から発注までをスピーディーに行うことができる。
分析機能においては、刻一刻と変化するザラ場中の値動きを、さまざまな視点から分析することによって、迅速な投資判断をサポートする。例えば、「株式市況アラーム」「同一気配約定分析」「価格急騰分析」「出来高急増分析」「指数オプション Put-Call Ratio」「指数オプション 戦略分析(理論価格を比較表示)」「指数オプション計算機」などの機能がある。
画面レイアウトを柔軟に変えられるのも特長。メニューバーから必要な画面を呼び出して、画面表示エリアに自由に配置することができる。表示される銘柄を簡単な操作で切り替えることも、気に入った画面構成を保存し、再度呼びだすことも可能となっている。
携帯電話での取引を快適にする、モバイル版(iアプリ)サービスも用意。2クリックで発注可能なスピード注文機能や、自動更新機能を備えている。
「マネックス・マーケットステーション」の通常の利用料金は月額1,000円(税込)。モバイル版(iアプリ)は、無料で利用できる。