マネックスグループとオリックス証券は28日、資本提携契約を締結したと発表した。マネックスグループは、オリックス証券を完全子会社化した後、2010年5月を目処としてマネックス証券と合併させる方針だ。

オリックス証券とマネックス証券の合併後の預かり資産残高は2兆1千億円を超え、証券口座数も130万を超えるなど、「インターネット証券業界において我が国トップクラスの規模となる見込み」(マネックスグループ)としている。

2010 年1月17日を株式交換の効力発生日として、オリックスが有するオリックス証券の普通株式をマネックスグループに移転させ、オリックスに対してマネックスグループの発行する普通株式を割当交付する。株式交換比率はオリックス証券株1株に対し、マネックスグループ株1.55株。株式交換後、オリックス証券はマネックスグループの完全子会社となり、マネックスグループはオリックスの持分法適用関連会社となる。