トヨタ、プレミオとアリオンをマイナーチェンジ

トヨタは4月20日、プレミオならびにアリオンをマイナーチェンジして発売した。あわせて、福祉車両車ウェルキャブについてもベース車と同様の改良を施した。価格は、プリミオが170万円から270万円。アリオンが169万円から243万3500円。ウェルキャブの価格は、プリミオが189万9,000円から237万9,000円。アリオンが188万9,000円から235万円。

今回のマイナーチェンジは、両車両ともに1.8L車に高い動力性能と優れた環境性能を両立した新世代エンジン動弁機構「バルブマチック」を新たに採用することで、1.8L・2WD車で燃費を18.6km/Lと従来型より1.6km/L、4WD車では15.6km/Lと従来型より1.2km/L向上させた。これにより、2WD車は「平成22年度燃費基準+15%」、4WD車は「平成22年度燃費基準+20%」を達成し、すでに認定を取得している「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」とあわせ、すべての車種でエコカー減税により自動車取得税・自動車重量税が50%減税される。

プレミオについては、フロントグリル・リヤコンビネーションランプなどのデザインを変更するとともに、新デザインの15インチアルミホイールを設定。ボディカラーは、新色ダークブルーマイカを含む、全7色を設定した。内装は、シート表皮の色と柄を変更するとともに、一部グレードにおいて木目調パネルに深みのあるダークブラウンを採用した。また、フロントグリル、メーター、本革シート表皮、木目調パネル(チークブラウン)に専用デザインを施した「2.0G "SUPERIOR パッケージ(スペリアパッケージ)"」を新たに設定するとともに、装備を厳選することで最廉価価格を引き下げたラインアップとしている。

アリオンについては、メッキ処理を施した横バー基調のラジエーターグリルや丸型3連ヘッドランプや、フォグランプ一体型のロアグリルを採用し、新デザインの15インチアルミホイールを採用した。また、A20 "Sパッケージ"、A18 "Sパッケージ"では、サイドマッドガードの専用装備を備える。ボディカラーには、新色ベージュメタリックを含む、全7色を設定した。内装では、シート表皮の色と柄を変更するとともに、一部グレードにおいて木目調パネルに深みのあるダークブラウンを採用した。また、A15、A15 "Gパッケージ"、A18、A18 "Gパッケージ"、A20において装備を厳選することで価格を抑えたラインアップとしている。