BS-TBSとニコニコ動画が共同で制作するドラマ『ニコニコ少女』の制作発表会が7日、東京・赤坂のTBSで行われ、本作でドラマデビューを飾る女優の岡崎歩美が出席した。

ドラマ『ニコニコ少女』の制作発表会に出席した岡崎歩美(左)とニコニコ動画のキャラクター、ニワンゴ

BS-TBSとニコニコ動画のドワンゴが、海苔メーカーのニコニコのりとコラボレーションして制作するドラマ『ニコニコ少女』は、4月23~25日(23、24日 21:54~22:00, 25日22:54~23:00)の3日間、BS-TBSで放送する。同ドラマをニコニコ動画で先行配信し、その後ユーザーのコメント入りのドラマがテレビで流れるというユーザー参加型のドラマとなる。

物語は、主人公ののり子(岡崎)が、おばあちゃんの食べたいのりを求めて奮闘する姿を描く。ドラマ初主演となる岡崎は「わからないことが多くて、監督の声が掛かってから演じたりして失敗の連続でしたが、とても楽しかったです」と初めてのドラマを笑顔で振り返り、「私が演じるのり子は、田舎の子という設定でとっても優しい子。自分なりに恥ずかしがらずできました」と手応えを感じていたようだ。

歌も好きだが、演じることの方が好きだという岡崎。「等身大の私を演じてみたいです。目指すは事務所の先輩である大政絢さん。昨年舞台で共演させていただき、初めての舞台で私が緊張している時、『大丈夫だよ』と言われて優しくしてもらいました」と目を輝かせた。数々のアイドルを育ててきた丹羽多聞アンドリウプロデューサーは「大政さんもスター性はありますが、岡崎さんは"ポスト竹内結子"と思えるぐらいのスター性を秘めています」とべた褒めだった。

また、会見に出席したドワンゴの夏野剛取締役は「ニコ動もここまで来たかと感慨深いですね。ネットと放送の融合が起こるのはうれしいです」とコメント。同社はドラマをきっかけに有料のプレミアム会員を増やし、黒字化につなげたい考えだ。