ひまわり証券は2月22日、無料のシステムトレード自動売買ツール『エコトレFX』のデモ取引の申込み受付を再開した。今回は、エコトレFXとは何か、申込み受付を再開したデモ取引の始め方などについて、あらためて紹介したい。

為替の動きを分析・検証して作り上げた"実力派"ぞろい

読者の皆さんは、FX(外国為替証拠金取引)で満足できる利益を上げているだろうか? FXで安定して利益を上げるためには、勘には頼らずに売買のルールを持って取引を続けることが重要。そこで登場したのが「エコトレFX」だ。

エコトレFXは、ひまわり証券がオスピスと共同開発。選択した売買システムの売買シグナル通りに、顧客に代わって売買発注を繰り返す、FX版のシステムトレード自動売買ツールとなっている。売買システムを選ぶだけで、値動きのチェックから発注まで、全て自動で行うことができる。

「エコトレFXの売買システムは、過去の為替相場の動きを分析、検証して作り上げた実力派ばかり」(ひまわり証券)。しかも全て無料で、実際の取引はもちろん、簡単なユーザー登録をすれば、今日からデモ取引口座での自動売買ができる。

投資家の関心が集中、「デモ取引」申込みが予想上回る

では、「エコトレFX」を始めるにはどうすればいいのだろうか? エコトレFXで自動売買を行うためには、ひまわり証券の「ひまわりFX シストレ口座」の開設が必要となっている。シストレ口座の「ユーザーネーム」「パスワード」でエコトレFXにログインすれば、自動売買を行う準備が完了する。

また、「ひまわりFX シストレ口座 デモ取引口座」を開設することにより、仮想資金を使った自動売買が体験できる。デモ取引口座は、誰でも簡単に申込みが可能。エコトレFXの画面右上のデモ取引口座の申込みボタンをクリックすれば、登録フォームから申込むことができる。

デモ取引口座の申込み登録画面

登録すれば、登録したメールアドレスに、デモ取引口座の「ユーザーネーム」と「パスワード」が送られてくる。ユーザーネームとパスワードをエコトレFX画面右上のログイン画面に入力すれば、エコトレFXにログイン完了。後は売買システムを選ぶだけで、仮想資金を使った自動売買がスタートする。「まずはデモ取引口座で、エコトレFXを体感してほしい」(ひまわり証券)。

ひまわり証券ではデモ取引について、システムトレードというまだ一般的ではないサービスのため、受付け開始当初は数百人規模の利用を想定していた。だが、予想以上に投資家の関心とニーズが大きく、「デモ申込みの受付け開始(2009年10月30日)からわずか2週間ほどで、1,000人を超える申込みがあった」(ひまわり証券)。

予想を大きく上回る申込みがあったため、取引サーバへの負荷が高まり、自動売買時にエラーが発生する事象を確認。同社ではこれを受け、2009年11月16日にデモ取引の新規受付を停止したが、ついに2010年2月22日、デモ取引新規受付を開始した

デモ取引新規受付にあたって同社では、サーバなどシステムの大幅な増強を実施。これにより、「数千人が利用しても安定して自動売買を行える上、利用者数の増加に応じて柔軟にシステムを拡充できるようになった」(ひまわり証券)としている。

「金銭的な節約」「労力や時間の節約」「PC電源オフ」が魅力

最後に、エコトレFXの基本的な使い方を紹介する。まずはトップページ。トップページには、お知らせやランキングなど、最新のエコトレFX情報をトピックス形式で見ることができる。トップページの次は「クイック検索」。売買システムを、「通貨ペア」「時間枠」「年間損益」などの評価項目ごとに検索することができる。

売買システムを評価項目ごとに検索することができる「クイック検索」画面

自動売買をスタートするには、(1)売買システムを探す、(2)「Myエコトレ」に登録する、(3)「Myエコトレ」へ登録したシステムの開始ボタンをクリックする、というステップが必要となっている。Myエコトレの中では、取引履歴はもちろん、損益情報も一目瞭然で、異なる売買システムの損益情報をチャートに表示させて確認することができる。また、メール送信設定すれば、トレード状況をメールで確認することができる。

ひまわり証券では「エコトレFX」の魅力について、「エコノミー&エコロジーなFX自動売買」として、以下の要素を挙げている。

  1. 利用料無料だから金銭的な節約になる(エコノミー)

  2. 選んだ売買システムに従って自動的に売買してくれるから労力や時間の節約になる(エコノミー)

  3. サーバー型のツールなので自動売買を開始したらパソコンの電源オフ(エコロジー)

あなたもまずデモ取引から、体験してみてはいかがだろうか。