トレードシステム開発のインディ・パはこのほど、投資助言代理業の登録を行い、2010年2月8日付けでライセンスを取得したと発表した。同社は今後、投資助言代理業の立場から、有料シグナル配信や売買システムの直接販売、ファンド情報提供業務などにも積極的に参入する方針。

インディ・パはすでにひまわり証券を通じ、同社が開発するトレードシステムを販売。また、海外のFX(外国為替証拠金取引)業者を経由して、数千人の投資家にシグナル配信を行っている。

インディ・パは今回、投資助言代理業(関東財務局長(金商) 第2333号)の登録を行い、2010年2月8日付けでライセンスを取得。今後は投資助言代理業の立場から、有料シグナル配信や売買システムの直接販売、ファンド情報提供業務などにも積極的に参入する方針。また、「日本国内でもFX業者などと連携し、業務を拡大していく予定」としている。

また、インディ・パの売買システムはすでに大型のシステムトレードファンドでも採用が決定しているといい、「日本の個人投資家には紹介されなかった、これらのプロフェッショナルなシステムトレードファンドの紹介も予定している」(インディ・パ)。

同社代表取締役の本郷喜千氏は、「我々は確率・統計学というアカデミックな側面からさまざまなマーケットの中に共通するエッジ(市場における優位性)を見出してきた。我々のストラテジーは既にひまわり証券でも販売を開始し約1年経つが、着実な成果を残しており、このストラテジーをコアとして業務を拡大していきたい」と新しい事業展開へ意欲を見せている。

インディ・パの本郷喜千代表取締役と石崎文雄チーフテクノロジーオフィサーへのインタビュー記事はこちら!!