公開初日を迎えた映画『交渉人THE MOVIEタイムリミット高度10,000mの頭脳戦』の舞台挨拶が11日、東京・丸の内東映で行われ、主演の米倉涼子をはじめ、陣内孝則、反町隆史、林遣都ら総勢10人のキャスト陣が勢揃いした。

下段左から林遣都、反町隆史、米倉涼子、陣内孝則、筧利夫
上段左から八神蓮、塚地武雄、高知東生、城田優、林丹丹、松田秀和監督

警視庁捜査一課特殊犯捜査班で犯人との交渉にあたる宇佐木玲子(米倉涼子)の活躍を描く刑事ドラマ『交渉人~THE NEGOTIATOR~』(テレビ朝日系)の劇場版。これまで数々の難事件を巧みな交渉術と体当たりのアクションで解決してきた宇佐木が、本作では日本中を震撼させるハイジャック事件に立ち向かう。

バレンタインデーが近いことから、巨大な飛行機型のチョコレートが用意され、「こんなの見たことない」という米倉が、陣内と反町にチョコレートを食べさせて観客は大喜び。陣内は「米倉さんに食べさせてもらったら、糖尿病になっても構いません」

米倉は「沢山の方の協力があって映画になり、本当に感謝しています。観客動員300万人の時にお会いしましょう!」と感無量な様子

ステージに登場した米倉は「映画の初日ってこういうことなんだ~と感動しています」と観客の熱気に驚きながら、「みんなで気持ちを込めて作った自慢の映画。この場所に立てて本当に幸せ」と感激しきりだった。

また、公開初日を迎えるまで、数多くのPRをこなしてきたという米倉は「こんなに人ってあちこち行けると思いましたよ。300媒体! いろんなところで交渉してきました(笑)」とやり切った様子。そんな米倉にバレンタインの質問が飛ぶと「14日はイケ面を両手に抱えて映画館に行きたいと思います。チーフのイケメンとマリアのイケメン、後ろに(林)丹丹連れて。前は反町さんに来てもらいますか(笑)。私をお御輿として担いでもらいたいな」と出演陣におねだりすると、陣内が「僕も反町くんもいつでもタイガー・ウッズになる自信はありますよ!」と応えて会場を沸かせていた。

SIT管理室の桐沢圭吾を演じた陣内孝則は「米倉さんが出演した番組を見て、好きなタイプを質問された時、話を良く聞いてくれる人ともおっしゃって、ちょっとズキっときました」

「これだけ屈強な男どもに囲まれながら、そのパワーに負けることなくはじき返す巨大なパワー、何者にも恐れずに向かっていく米倉さんは、世界でただ一人の女優さん」と米倉を絶賛した筧

劇中でハイジャック犯を演じる反町は「ずっと見ていたドラマの映画版に出演できたことは光栄。役作りは、米倉さんと飛行機の中でいかに怖くさせることを考えて芝居をしてましたよ」