オンエアもいよいよクライマックスに向かうTVアニメ『うみねこのなく頃に』。12月23日の最終話放送、ならびにDVD&Blu-ray第3巻の発売に合わせて、一部店舗にてスペシャルCDがプレゼントされるフェアが開催される。
今回プレゼントされるスペシャルCDは、このフェアのためだけに制作されたもので、煉獄の七姉妹が全員で歌唱するキャラクターソングを収録した、まさにスペシャルな特典となっている。スペシャルCDは、2009年12月23日からスタートするフェア期間中に、下記対象製品いずれか1点を対象店舗にて購入すると、先着でプレゼントされる。特典は数に限りがあり、配布終了次第フェアも終了となるので、気になる人は早めにチェックしておきたい。詳細については、各店舗にて確認してほしい。
フェア名 | 「うみねこのなく頃に」最終話放送記念! ☆煉獄の七姉妹が歌でご奉仕☆キャンペーン |
---|---|
2009年12月23日~特典配布終了まで | |
開催法人 | アニブロゲーマーズ、アニメイト、石丸電気、MIF(ぐるぐる王国)、上新電機、ソフマップ、とらのあな、ネオウイング、フタバ図書、ワンダーグー |
特典 | 煉獄の七姉妹が歌うキャラクターソング「七色の虹かけよう♪~使役率アップ大作戦~」を収録した「煉獄の七姉妹スペシャルレインボーCD」 |
対象商品 | ・「うみねこのなく頃に」Blu-rayコレクターズエディション Note.01~03 ・「うみねこのなく頃に」DVDコレクターズエディション Note.01~03 ・「うみねこのなく頃に」DVDゴールドエディション Note.01~03 |
「煉獄の七姉妹」キャスト陣からのメッセージを紹介
■斉藤佑圭 (ルシファー役)
――演じている長女のルシファーはどんな役ですか?
「長女で"傲慢"を司っていて、仕切りたがりで、『前に前に』と出て行くけど失敗して、妹達から怒られてけなされています。実は七姉妹の中で一番弱いんです。たぶんコンプレックスがあるから余計に強がろうとするんだと思います。そんなルシファーがかわいいですね。妹達に『本当にお姉さんと思ってるの!』と言いたくなることもあります。ちょっとは敬ってほしいです(笑)」
――今回、煉獄の七姉妹のキャラソン企画を聞いたときはどう思いましたか?
「『本当に歌うんですか? 踊るんですか? 大丈夫ですか?』と矢継ぎ早に聞き返しました(笑)。『七人全員で歌ったら誰が歌っているのか、わからなくなっちゃうんじゃないかな』という不安もちょっぴりありました。でも仮歌をいただいて『七姉妹っぽいな』と思いました。みんなでワイワイやってるけど、しっかり一人ひとりの色が出ていたので歌うのが楽しみになりました」
――歌う時にルシファー的に心がけたところは?
「一応のコンセプトは『前に前に』+『いっぱいいっぱい』(笑)。そんなところを妹達にいじられる、みたいな。一番最後の“もっともっともっと”にルシファーらしさを入れてみました。ここが自分的には聴きどころです」
――レコーディングで苦労されたところはありましたか?
「歌うこと自体が難しいです(笑)。それとリズムが結構速くて、譜割も厳しいところもあるんです。レヴィアタンとサタンと歌う、"眼に見えぬ速さで部屋中飛び回り"がなかなか言えなくて。その前が七人全員で"世界一の家具を目指すぞ"と高らかに歌った後でいきなり速くなるから大変です」
――ファンの皆さんへメッセージをお願いします
「原作のゲームが続いていることもあり、どんな最終回になるのか、気になります。煉獄の七姉妹が物語にどう絡んでくるのかも。あまり頻繁に登場するキャラじゃないので登場する回はじっくり見てください。キャラソンはかわいくて、楽しくて、笑えるので何度でも聴いてください。そしてルシファーがいかにふびんな子かという点に注目してください」
■米澤円 (レヴィアタン役)
――七姉妹の中で次女・レヴィアタンを演じていますがどんなキャラですか?
「七姉妹はそれぞれ『七つの大罪』と呼ばれる感情をつかさどっていて、レヴィアタンはその中で"嫉妬"の感情をつかさどっています。見た目は高飛車でお姉さまチックだけど、実は泣き虫です。二つの顔があるのでうまく演じ分けられていればいいなと思っています」
――今回、煉獄の七姉妹のキャラソン企画を聞いたときはどう思いましたか?
「『えっ? 歌うの!?」って(笑)。ビックリしたけど、嬉しかったです。本編の中では七姉妹の絡みは意外と少ないのでかけ合いとか、『普段の生活の様子が盛り込まれていればいいね』と話してました」
――レコーディングをしてみての感想は?
「キャラクター性重視でレヴィアタンらしくというのと、中学生のイメージでかわいく楽しく元気に歌ってくださいと言われたので、ノリノリで歌わせてもらいました。合いの手もテンションMAXで『3、2、1、GO!』と思い切りはじけてみました。『これ、レヴィアタンじゃないかも?』というところもありましたが、そこは新しい一面と思っていただいて(笑)。みんなの声と重なることで七姉妹らしくなるんじゃないかなと思います」
――ファンの皆さんへメッセージをお願いします
「煉獄の七姉妹はそれぞれ個性が強くて、自分中心な感じですが、ひとたび命令が出ると団結して強大な力を発揮する、そんなチームワークの良さが今回のキャラクターソングでも見られると思います。七姉妹のおちゃめで、かわいいところを楽しんでください。そして佳境を迎える本編ですが、物語の真相と七姉妹がどうなるのかを見守ってください」
■日笠陽子 (サタン役)
――演じるサタンはどんなキャラですか?
「三女で"憤怒"を司っています。姉妹の中ではお姉さん寄りのポジションです。ルシファー姉さんがみんなをまとめられないので、いつも『あんた達、静かにしなさい!』と叱りつけています。でも本当は自分も誰かに怒られたいと思う寂しさのような、年頃の女の子らしい感情が垣間見える時もあります」
――今回、煉獄の七姉妹のキャラソン企画を聞いたときはどう思いましたか?
「七姉妹は、原作でもファンの方に愛されているとお聞きしていたので、キャラソンを歌えることは嬉しかったです。作品では出せないサタンの怒りの部分や七人の仲の良さがこの歌で見せられるといいなと思いました」
――レコーディングを終えて、いかがでしたか?
「スタッフさんもノリノリで、私も『ここでキレてみてもいいですか?』と試させてもらったり、楽しんで歌いました。あとで聴いてみると大爆笑ものになってしまいました。こんなはずじゃなかったんですけど(笑)。3番目のサビ『3・2・1・GO!』でキレて、そこからずっとキレっぱなしという流れができました。たぶん本編でもこんなにキレたことはありません(笑)。セリフをしゃべるキャラクターソングをあまり歌ったことがなくて、やりがいがありました。『ああ、キャラソン歌ってる』という実感が湧きましたね。七姉妹の心情や辛さを表した歌詞も楽しんでほしいです」
――ファンの皆さんへメッセージをお願いします
「煉獄の七姉妹のキャラクターソングを歌わせていただいて嬉しかったです。キャラソンならではの七姉妹の活躍をぜひ皆さんに聴いていただきたいです。アニメ本編は佳境を迎えますが、原作のゲームに、DVDのリリースやキャラクターソングなど今後も展開が続いていくのでこれからも応援してください」
■吉田聖子 (ベルフェゴール役)
――ベルフェゴールはどんなキャラですか?
「四女で、"怠惰"を司っていますが、自分が怠惰になるわけではなく、尽くすことで主人を怠惰にさせるんです。私も尽くすタイプなので、似ていますね(笑)。竜騎士07先生も『勤勉でまじめで、姉妹の中では一番しっかり者』とおっしゃってました。またみんながワイワイ騒いでいる時も一人静かにたたずんでいるような。かなりクールでストイックなキャラだと思います」
――今回、煉獄の七姉妹のキャラソン企画を聞いたときはどう思いましたか?
「まさか煉獄の七姉妹で歌うことができるなんて、嬉しくて仕方ありませんでした。主人公の戦人やライバルのシエスタ三姉妹よりも先に歌えるなんて。作品のキャラを代表として、ファンの方のハートをぐっと掴みたいです(笑)」
――レコーディングを終えた感想を聞かせてください
「キャラを崩さずに歌うのが大変でした。他の姉妹はキャピキャピと女の子らしい歌い方をしているけど、みんなが楽しそうに歌っているからベルフェゴールも自分なりに一生懸命歌うんじゃないかなと思って、セリフを言っている時と同じようにカッコよさも意識しながら歌いました。ディレクターさんから『一人だけ淡々としているのがいい』とほめられました(笑)。既にレコーディングを終えた方の歌声も入っていたので、まるで一緒に歌っているような気分になれて、歌いやすかったし、楽しかったです」
――この曲の聴きどころを挙げてください
「みんながはしゃいでるのにベルフェゴールだけテンション低めなところ(笑)。他の姉妹とはまた違った感じが出せていればいいですね。あとベアトリーチェのモノマネをしているのでそこが最大の見せ場ですかね。ベルゼブブから『似てる』というフリをされたので、できるだけ近づけるように頑張りました。サビで一致団結して歌っているところを一番聴いてほしいですね」
――ファンの皆さんへメッセージをお願いします
「アニメは最終回に向けて盛り上がっています。一つひとつのシーンを見逃さないでください。『七姉妹がアニメであまり見られなくて残念です』というお手紙もいただいていたので、今回のキャラソンで、アニメで見られなかった七姉妹を楽しんでください。そして、七姉妹を大好きになって下さい!!」
■新名彩乃 (マモン役)
――ご自身が演じているキャラクターについて教えてください
「マモンは七姉妹の中の五女で、"強欲"を司っています。縁寿をすごく慕っていて、いつもそばにいる感じがします。ベアトリーチェの命令なら残忍なことも厭わずに遂行できる面と、女子中学生のようなところの二面性がありますね。縁寿に仕えている時が普通の女の子らしさが見られるんじゃないかなと思います」
――今回、煉獄の七姉妹のキャラソン企画を聞いたときはどう思いましたか?
「『本当に七人で歌うの?』と。みんなで歌えるので『少しくらい間違えても大丈夫だよね』と(笑)。私自身、歌が好きだし、アニメ以外でもみんなで一つの作品に取り組めることが楽しみでした。残酷なイメージの曲を想像してましたが、まったく想像外でした。でも、かわいらしい曲のほうがファンの方も喜んでくださると思うのでよかったかなと。セリフも多いですし」
――レコーディングを終えていかがでしたか?
「歌いやすい曲でしたし、スタッフさんが歌いやすい雰囲気を作ってくれました。『うまく歌うというよりキャラを意識して歌ってください』と言われたのですが、でも歌の途中で、"イェイイェイ"とか"3、2、1、GO!"のところは『アニメの時よりもテンション高く』と言われたので、『こんなにやっていいのかな?』と思いながらもストレス発散するくらいの勢いでやってみました」
――ファンの皆さんへメッセージをお願いします
「戦人やメインキャラを押しのけて、先に煉獄の七姉妹でキャラソンを歌わせていただいてすみません(笑)。とっても面白くて楽しい曲なのでファンの方にきっと喜んでいただけると思います。アニメもいよいよクライマックスに入りました。誰が犯人なのか、どんな結末を迎えるのか、推理しながら見てください。七姉妹の見せ場もありそうなので個人的にも期待してます」
■山岡ゆり (ベルゼブブ役)
――ベルゼブブはどんなキャラか教えてください
「煉獄の七姉妹の中では六女で、いつも下のアスモデウスと一緒にわいわい騒いではお姉ちゃん達を困らせています。でも下の子だし、無邪気だからなんだかんだ、よくかわいがられてます。あと"暴食"をつかさどっているので、口を開けば『お腹すいた~』ばかり言ってる気がします。言ってないのは命令を実行してる時と食べてる時だけみたいな!(笑)。でも七姉妹の中でムードメーカー的な存在かなと思います。戦人とクロワッサンの奪い合いをした場面は殺伐としたシーンが多い中で和みましたね。個人的には主人公と絡めて嬉しかったです(笑)」
――今回、煉獄の七姉妹のキャラソン企画を聞いたときはどう思いましたか?
「アニメの中では七人で絡むことが意外に少なかったので、お話を聞いた時はすごく嬉しかったです♪」
――レコーディングが終わった感想を聞かせてください
「歌っていてすごく楽しかったです。テンポもいいし、歌いやすかったです。ベルゼブブが歌っているようにと意識しながら歌いましたが、アニメと同じようにできたかなと思います」
――他にこの曲で聴いてほしいというポイントは?
「7人のセリフのかけ合いや合唱もそうだけど、アドリブも結構入れているので注意して聴いてほしいですね。ガヤっぽい感じですが、一人ずつ収録しているので他の人がどんなアドリブを入れるのか、私も楽しみです。かなりアゲアゲな曲なのでテンションを上げたい時に聴いてください」
――ファンの皆さんへメッセージをお願いします
「他にもかわいい女の子もいるのに七姉妹で歌わせていただいて感謝してます。この曲を聴いていると近くに七姉妹がいるような気分になれますよっ♪ 寂しくなったら聴くといいかもしれません(笑)。本編も終盤に入りました。ここまで見てくださった方はこれから1話も見逃さないように。まだ見てない方は公式サイトやリリースが始まったDVDやブルーレイを見てくださいね!」
■豊崎愛生 (cv. アスモデウス)
――演じる七女のアスモデウスはどんなキャラですか?
「七姉妹の末っ子で、いつも六女のベルゼブブと一緒にいます。幼く見えるけど、残忍なことをする時も躊躇なく、笑いながらやってしまうような、無邪気で純粋ゆえの行動、子供ならではの怖さもあります。七つの大罪のうち、"色欲"を司っていて恋に敏感です。ドラマCDでは、とあるキャラに言い寄ったりして(笑)。まあ、お年頃の女の子らしいんじゃないかなと」
――今回、煉獄の七姉妹のキャラソン企画を聞いたときはどう思いましたか?
「もちろん、嬉しかったです! 七姉妹は家具なので特殊な存在だけど、普通の女の子らしさが根底としてあったので、にぎやかで楽しい歌になるんだろうなと思いました。家具として仕事をしている以外のプライベートはあまり描かれていなかったので、かわいらしさや普通の女の子らしさなどの魅力が詰め込まれた曲で、自分も『きゃっきゃっ』歌えたらいいなとワクワクしながら待ち遠しかったです。『死ね! 死ね』みたいな残酷な方向で行くのかもしれないという気持ちもちょっぴりあったので、こっちでよかったです(笑)」
――この曲の聴きどころや注目してほしいところは?
「七姉妹が活躍するシーンはどうしても残酷なシーンが多いのですが、この曲では七姉妹のキュートでラブリーで、にぎやかな部分がギュっと詰まっています。七姉妹のかわいい素顔をこの曲でしっかり見ていただいて、他のキャラ達よりも愛を注いでください(笑)。アニメを見て、怖いシーンを見たり、謎解きで頭がいっぱいになった時はこの曲を聴いてホッと一休みしてもらえれば」
――レコーディング順が最後でしたが、アドリブ等入れ難かったのでは?
「最後のガヤだったり、みんなスキがないくらいビッシリとアドリブを入れているので、『好きなところに入れていいですよ』と言われても『私はどこに入れたらいいんだろう』と。だからとりあえず笑ってみました(笑)。更に隙間がなくなるくらいにしようと他にも『また~!?』とか入れてみたり。『アスモも頑張ったんだな』と思ってもらえたらいいですね。このかしましさに女の子の姉妹らしさが表れていて、すごく素敵だなと思いました」
――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします
「アスモデウスを演じさせていただいて、とっても楽しかったです。色欲を司っているけど色っぽい方向じゃなく、恋バナに夢中なのがかわいくて、私も大好きな女の子です。キャラソンは七倍のパワーと七色の歌声で素敵な曲になりましたので、ぜひぜひゲットしてください。作品を見て、後ろを振り返るのが怖くなったら、このキャラソンを聴けば、楽しく、テンションが高くなって怖さもなくなること間違いなしです(笑)。本編も最後に向けて盛り上がってきました。私は血とか苦手なので、ビデオチェックで『うっ!』となることも多いんですけど、頑張ってきました。気になる物語の行方と七姉妹も含めたキャラ達がどうなるのか、最後まで楽しみながら見てください」
TVアニメ『うみねこのなく頃に』は、tvk、チバテレビほかにて放送中。DVD&Blu-rayもすでにリリースが開始しており、11月26日には第二巻、12月23日には第三巻がリリースされる。DVD版には「初回限定版コレクターズエディション」と「特装限定版ゴールドエディション」、Blu-ray版には「初回限定版コレクターズエディション」が、それぞれ通常版のほかにラインナップされている。
(C)2009竜騎士07/右代宮一族 |