新鮮! 店頭の肉をさばいて焼肉メニューとして提供

次なる注目店は焼肉店「近江牛卸問屋 激~GEKI~」。店頭にドーンと近江牛が陳列されて、思わず入りたくなってしまう。日本三大和牛の近江牛の卸問屋が手がける直営焼肉店で、「激ロース」「激カルビ」(共に609円)などを提供している。店名や商品名にある「激」は、兵庫県・尼崎市にある本店に掲げられたキャッチフレーズ「激安、激旨、激鮮…感激」からとっている。"激鮮"というだけあって、店で提供する焼肉は、全て店頭に陳列している肉から切り取って提供。それだけではなく、焼肉としては提供できない、通常はシチューの材料などに使われる硬い部位を、肉まんの材料として提供しており、近江牛が丸ごと楽しめるようになっている。

店頭に近江牛が陳列されている「近江牛卸問屋 激~GEKI~」

「近江牛卸問屋 激~GEKI~」では、近江牛を使った肉まんも販売している

肉を楽しむ間に少し休憩したいという人は、「肉のミュージアム」で楽しむこともできる。内覧会では、東京ミートレア館長の横溝孝氏が、同ミュージアムを案内した。ミュージアムは、「A」~「Z」まで、「アルファベットにちなんだ肉のうんちくが学べるようになっている」(横溝氏)。うんちくを知るだけでなく、触って楽しむことができるようになっているのも特徴。書庫に陳列された本を触ると、本に記されたうんちくに関連するアイテムが動いたりするなどの仕掛けがなされている。

アンティーク風の「肉のミュージアム」の一角

案内してくれた東京ミートレア館長の横溝孝氏

そのほか、豚肉ステーキ専門店「東京トンテキ」、鶏料理店「鳥開 総本家」、ハンバーグ店「GOLD RU$H」、バーベキューリブ店「Hot Stuff」などの店があり、肉料理をこころゆくまで楽しめるようになっている。

後列は「バックリブ(ラージサイズ)」(Hot Stuff)、中列左から「ハーフ&ハーフ ハンバーグ」(GOLD RU$H)、「とんかつパフェ」(清まる)、「トンテキ 200g」(東京トンテキ)、前列左から「にくまきおにぎり/チーズにくまき」(元祖にくまき本舗)、「激カルビ」(近江牛卸問屋 激~GEKI~)、「究極の名古屋コーチン親子丼」(鳥開 総本家)