2009年8月1日(土)より全国公開されている細田守監督の最新作『サマーウォーズ』が、今年で24回目を迎えるデジタルコンテンツの年間アワード「第24回デジタルコンテンツグランプリ」において、最高賞にあたる「経済産業大臣賞」を受賞した。審査会では、審査員満場一致での決定だったとのこと。

映画『サマーウォーズ』が「第24回デジタルコンテンツグランプリ」で「経済産業大臣賞」を受賞

本賞は、国内のデジタルコンテンツ産業の活性化を目指し、その産業に大きく貢献した優れた製品・映像作品・サービス・技術・人物・企業などを表彰するもので、過去、「Wii Fit」(第23回)、「Spear」「Spear Multi」(ケータイ用P2Pフレームワーク)(第22回)などが受賞している。贈賞式は10月24日(土)に東京国際交流館にて行われ、細田守監督も出席予定となっている。

■経済産業大臣賞授賞評
片田舎の旧家を舞台にしつつ、文明の証であるネットワーク上で起きたアクシデントを絡ませるというストーリーは、新旧の時代と現代のテクノロジーを巧みに交差させて表現した新鮮な感覚がある。
シナリオ上のネットワークの世界をコンピュータグラフィクスで作成、全体をハンドアニメーションにより描き、高いクオリティーでデジタル処理し、エンターテインメント性を高めている。
コンテンツ業界を牽引する力を持ち、ジャパニメーションを支える作品と言える。

なお、映画『サマーウォーズ』は、公開から11週目にして観客動員121万人を超え(10月13日現在)、今なお大ヒット公開中。

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