「焼肉屋に一緒に行く男女は深い仲」という俗説-。8月29日の「焼肉の日」を前に、この俗説に対する世間の意見について、ぐるなびは27日、「焼肉と男女の親密度に関する意識調査」結果を発表した。

同調査は8月18・19日の期間、20歳~59歳の男女ぐるなび会員を対象に行われ、1,688名の回答を得た。この俗説について、回答者のうち「そう思う」(4.4%)、「ややそう思う」(18.5%)を合わせて22.9%が肯定派。反対に「あまりそう思わない」(26.4%)、「そう思わない」(14.7%)を合わせて41.1%が反対派だった。反対派が肯定派を上回り、「どちらとも言えない / わからない」も36.6%と多かった。回答理由としては、肯定派では主に「煙やニンニクなどのにおいが気にならない仲だから」が多く、否定派では「焼肉が好きだから食べに行くだけ」という意見が多かったという。

異性と二人きりで焼肉を食べに行った際の相手との関係については、複数回答で最も多かったのは「恋人」(59.8%)。続いて「知人 / 友人」(50.3%)、「家族」(47.8%)で、同社は「焼肉屋にいる男女二人組全員が世間で言われる『深い仲』とは限らないようです」としている。

一方で、焼肉を食べに行った友達以上恋人未満の相手に対して、恋心を抱いていたか聞くと、男性の25.1%は「恋心を抱いていた」、42.8%は「少しは恋心を抱いていた」と回答しており、10人に7人が恋心を抱いて焼肉を食べに行っていたことが分かった。女性側としては「ほとんど / 全く恋心を抱いていなかった」が54.7%で、男女の意識に大きな違いがあるようだ。