サンライズとバンダイビジュアルは、「ガンダム」シリーズにして宇宙世紀シリーズ最新作となるOVA『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』を2010年春より、全世界同時期に発表するクロスオーバーコンテンツ作品として、イベント上映・映像パッケージ・配信での展開を予定していると発表した。
『機動戦士ガンダムUC』は、作家・福井晴敏(代表作『亡国のイージス』など)による人気小説で、2006年より角川書店「月刊 ガンダムエース」にて連載を開始し、2009年8月発売となる9、10巻の全10巻が発売。現在、発売中の1巻~8巻の発行部数は180万部を突破するという絶大な支持を得ている。その舞台は、1988年に公開された劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の3年後となる「宇宙世紀」の新たな流れを描いた待望の『機動戦士ガンダム』新章となる本作を、サンライズがアニメ化。1話50分・全6話構成のOVAとして2010年春より展開を予定している。
ストーリーは、宇宙世紀0096年の工業コロニー<インダストリアル7>を舞台に、少年バナージの成長と純白のモビルスーツ「ユニコーンガンダム」の出会い、そして禁忌の箱「ラプラス」をめぐる宇宙規模の抗争が描かれる。
なお、本作品は「ガンダム」シリーズの中核作品として、2010年春よりイベント上映・映像パッケージ・配信を同時期に行い、様々な視聴形態で全世界展開を目的とするクロスオーバーコンテンツ作品として位置づけられており、Blu-ray DiscとDVDの発売をバンダイビジュアルが担当。さらにBlu-ray Discとインターネット網などを利用した配信では英語ほか、多言語対応で全世界での展開が予定されている。
<主なキャスト>
バナージ・リンクス: 内山昂輝、オードリー・バーン: 藤村歩、
タクヤ・イレイ: 下野紘、ミコット・バーチ: 戸松遥、
リディ・マーセナス: 浪川大輔、ミヒロ・オイワッケン: 豊口めぐみ、
マリーダ・クルス: 甲斐田裕子、フル・フロンタル: 池田秀一、
アンジェロ・ザウパー: 柿原徹也、スベロア・ジンネマン: 手塚秀彰、
カーディアス・ビスト: 菅生隆之、サイアム・ビスト: 永井一郎、
アルベルト・ビスト: 高木渉、フラスト・スコール: 小山力也、
ダグザ・マックール: 東地宏樹 <スタッフ>
監督: 古橋一浩、脚本: むとうやすゆき、
アニメーションキャラクターデザイン: 高橋久美子、
メカニカルデザイン: カトキハジメ・佐山善則・石垣純哉・玄馬宣彦
ストーリー: 福井晴敏
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