安否情報通知サービス「ANPY(アンピィ)」を運営するNEKIASはこのほど、「病気などで寝込んだ時」の連絡状況についてアンケート調査を実施した。それによると、独り暮らし男女が寝込んだ時に、安否を知らせる相手は「家族」よりも「恋人」が上回ることが分かった。

同調査は7月3日~8月2日の期間、未成年~60代男女2,120名より回答を得た。まず、寝込んだ時の誰かへの安否の連絡状況は、独り暮らしの人で76.1%、家族と同居している人で69.7%と、大半が必ず誰かに連絡している結果となった。ただ、独り暮らしの詳細を見ると、「1都3県で独り暮らし」の人は4人に1人以上である27.9%が、「その他の地域で独り暮らし」の人では5人に1人の割合である20.8%が、誰にも連絡しないという実態も明らかに。

そんな中、独り暮らし全体で、知らせる相手を「家族」と「恋人」で比べた場合、「知らせたい」は家族に対して44.3%、恋人に対して47.8%。「知らせている」は家族へは38.2%、恋人へは42.7%と、どちらにおいても恋人の割合が高かった。また、「1都3県で独り暮らし」の女性については、恋人に対して「知らせたい」(52.6%)と「知らせている」(50.0%)が、どちらも5割を超えた。