女性向けWEBサイト「OZmall(オズモール)」を運営するスターツ出版はこのほど、同サイトの会員を対象に実施した「世界遺産」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月16日~8月4日にインターネットによって行われたもので、823人から回答を得た。回答者の平均年齢は29.6歳。

「世界遺産、いくつ行った?」
スターツ出版OZmall調べ

メインの質問となる「世界遺産、いくつ行った?」の問いでは、「1~6カ所」の回答がもっとも多く43%。「行ったことがない」とした人も35%いるが、「7カ所以上」もの世界遺産を訪れたと答えた人も22%に上る結果となった。

また「東京OLが"感動した世界遺産"ベスト3」には、フランスの修道院「モン・サン=ミシェル」、縄文杉が有名な日本の「屋久島」、カンボジアのアンコール遺跡の一つ「アンコール・ワット」が挙げられており、「パリから電車とバスを乗り継いでの長旅の末、夜に到着。真っ暗な中にライトアップされたモン・サン=ミシェルが見えた時は、感動して疲れも吹き飛びました」「自分の足で時間をかけて歩いただけあって、縄文杉を見たときは感動しました。その時ちょうど杉の陰からシカが現れて目が合いました」などの体験談も寄せられている。

その一方で今回の調査では、「そこが世界遺産なのか分からない」「世界の"世界遺産"は知っていても、意外と日本のものは知らない」という声も目立ったとのこと。「アンケート回答のため、今回初めて調べてみて興味を持った」という声も多く寄せられたことから同社では、"世界遺産"に興味はありつつも情報の膨大さに把握しきれていない人も多いことが窺えると評している。