JTBはこのほど、JTB旅のアンケート「たびQ」にて「旅行は、『価格重視派』ですか? 『内容重視派』ですか?」と題したアンケートをWeb上で実施し、その調査結果を発表した。調査は、7月1日~7月10日に行われ、有効回答数は3,970となっている。

「旅行は、『価格重視派』ですか? 『内容重視派』ですか?」という問いでは、「価格重視派」が43%、「内容重視派」が57%と、旅行において内容重視派が価格重視派を上回った。年代別でみると、20代以下、30代は「価格重視派」がそれぞれ56%、52%と内容重視派より多いが、40代では「内容重視派」の割合が56%と、価格重視派を逆転する結果となった。以降、年代が上がるに連れて内容を重視する傾向が窺えた。

価格重視派に「何を重視するのか」を問うと、「予算内でおさまるようにする」が24%、「ツアーの相場を確認して決める」が22%、と4割近くいることから、予算内で、満足のいく内容の旅行を楽しみたいとしていることがわかった。

一方、内容重視派に同様な質問をすると、「宿泊施設」と答えた人が46%と圧倒的多数となった。このことより、日常から解放される旅行だからこそ、宿泊施設にかける期待が高いことが推測された。以下、「観光箇所」(23%)、「食事」(16%)、「宿泊地」(9%)と続いた。