働く女性の間での「美活」(=美を求める活動)の実態が、ヘアケアブランド「ケラスターゼ」が5日に発表した「美容に関する実態調査」結果で明らかになった。

同調査は7月15日、30歳~45歳の有職者女性303名を対象に実施。「ヘアサロン」、「ネイルサロン」、「エステサロン」の3つの中で、女性たちが最も頻繁に利用しているのは「ヘアサロン」という結果だった。具体的には、平均67日に1回とつまり約2カ月に1回利用しており、1回にかける金額の平均は1万1,364円う。6割が「1万円以上」と答えた。

「ネイルサロン」に関しても50%と2人に1人が利用しており、その頻度は平均95日に1回(約3カ月に1回)。「エステサロン」を利用している女性は59%と半数以上で、頻度はネイルサロンと同じく平均95日に1回という結果となった。

また、プロにお手入れを頼りたい体の箇所で最も多かったのは「髪の毛」(74%)で、次いで「爪」(34%)と「背中」(34%)は「顔」(28%)を上回った。その他は「脚」(22%)、「バスト」(11%)、「ウエスト」(11%)と続き、不況下でも美への投資は惜しんでいないようだ。