近頃、雑誌などでは「大人女子」や「30代女子」、「女子力」など、"女子"という単語があえて使われていることが多い。では一体、「女子」とはどんなイメージで、何歳までと考えている人が多いのだろうか? アイシェアが27日発表した、20代~40代男女514人を対象に行われた「女子年齢に関する意識調査」結果を見ると、その実態が見えてくる。

「女子」をイメージする言葉について、回答者に選択肢から最も近いものを1つ選んでもらったところ、1番多かったのは「かわいい」(28.8%)だった。次いで「若い」(15.6%)の後は、「騒がしい」(8.6%)、「幼い」(7.6%)、「おしゃべり好き」(7.0%)などと続いた。男女別に見ると、「かわいい」と回答したのは女性が23.5%なのに対し、男性は9.5ポイントも高い33.0%と、男性には「女子」という単語は、=(イコール)「かわいい」ものとして響くようだ。一方、「女性」をイメージする言葉は、全体の32.3%が「大人」と回答し、2位は「キレイ」(17.3%)だった。

「女子」と呼ばれる年齢は何歳までを指すか質問すると、最多は34.6%で「18歳以下(高校生まで)」で、「20歳以下」は20.6%、「25歳以下」は10.3%。「30代女子」という言葉があるものの、実際は「35歳以下」(1.9%)や「40歳以下」(0.4%)という回答は少数だった。ただ、「永遠に」という回答は14.2%も存在した。特に男性は「18歳以下」は33.7%、「20歳以下」は23.3%と多数だが、「25歳以下」(8.3%)から「30歳以下」(6.6%)、「35歳以下」(1.7%)になるにつれて減少し、「永遠に」という支持は10.4%という結果となった。