米倉涼子、上戸彩、福田沙紀ら女性タレントを多く輩出している「第12回全日本国民的美少女コンテスト」の本選大会が4日、都内で開かれ、グランプリには宮崎在住の中学1年生、工藤綾乃さん(13)が選ばれた。
今年で12回目を迎える同コンテストでは、応募総数9万4,810の中から書類・面接審査を通過した21名が本選に出場。ウォーキング・歌唱審査を経て、モデル部門・グランプリとダブル受賞を達成した。歌の審査で工藤さんは、福井舞の「アイのうた」を熱唱。抜群の歌唱力を披露し、バランスの取れたプロポーションとともに評価された。工藤さんには、賞金200万円が贈られたほか、特典として歌手デビュー、テレビドラマ・映画出演の権利も獲得した。
工藤さんは「選ばれるとは思ってもみなかったので、とてもうれしいです。宮崎で応援してくれた友達や近所の人たちに伝えたいです」喜びを語った。現在は宮崎在住で、バスケットボール部に所属する中学1年生。素朴な一面も見せつつも、受賞の瞬間はそれほどの表情の変化が見られなかった。「あまり緊張はしなかったですね。マイペースなので、普段もあまり緊張しないんです。周りからも凄いねと言われます」と工藤さん。その落ち着きぶりは、すでに新人離れしている。また、モデルを目指しているという工藤さんは「杏さんのように世界で活躍する世界で活躍するビッグなタレントになりたい」と夢を語り、目を輝かせていた。
なお、演技部門賞は、兵庫県出身の佐藤望月さん(14)、音楽部門賞は、東京都出身の栂野理紗子さん(14)、マルチメディア賞は、沖縄県出身の玉城茉里さん(15)、審査員特別賞は、滋賀県出身の小西沙絵加さん(14)、沖縄県出身の玉城梨亜さん(12)、福岡県出身の尾中琴美さん(12)がそれぞれ受賞した。