メニューは和風なのかと思いきや……

もののぷのメニューは、フード、ドリンク共にメイドカフェ定番の品々が揃っていて、皆さんの期待通り、オムライスに字を書いてくれるサービスもちゃんと用意されています

武田の金山オムライス(文字入れサービス付き)1,000円

朝倉の朝焼けパスタ1,100円

島津の海外遠征パスタ1,100円

関ヶ原天下分け目の合戦丼1,200円

大友家秘伝バーグ1,200円

信長天下を見るクレープ900円

……ここまでメニューの名前と内容が無関係だと清々しささえ覚えますが、かといってメイドカフェで和食とかが普通に出てきても戸惑ってしまうので、これはこれでありだと思いました。クレープ美味しそうだし。

土日祝日用のドリンクメニュー。ソフトドリンクの他、アルコールも充実

平日17時からはバータイム。お酒の種類がぐっと増えます

なお、平日は17時からバータイムとなり、森蘭丸(カシスソーダ) 800円、明智光秀(ウォッカトニック) 800円といったカクテルやビール、日本酒など多種多様なお酒を楽しむことができます。また、この他に萌のペリ(ドンペリ)35,000円といった本格的な高級酒も用意されているようですので、セレブな方はいかがでしょうか。

――といったところで、普通のメイドカフェですとこれぐらいでご紹介する内容が尽きてしまうところですが、「もののぷ」の本気はここからです。

さらに「もののぷ」を楽しみ尽くすために!

先ほどから写真で気になっている方も多いと思いますが、お店の奥にデンと置かれたピンクの甲冑

大きさは等身大で結構威圧感がある

顔部分はピンクに塗られていないので周りとのギャップで異様な雰囲気に

胴の部分に「萌」という漢字がハートと共にデコレーションされたこの物体は、もののぷのシンボルとも言える甲冑(本物) で、その名も「萌田のぷ長 (もだのぷなが)」。……濁音が半濁音になるだけでこれほどまで迫力がダウンするとは、日本語って実に奥深いものですね。

ちなみに色とデコレーションについては、甲冑を購入してからお店で塗装と飾り付けを行ったのだとか。道理でピンクの鎧の奥からこっちを睨んでくる眼光がやたら鋭いと思いました。

もののぷに行かれた際は、ぜひこいつだけは拝んで帰ってほしいと思います。

――最後にVIPルームをご紹介しておきましょう。

もののぷにでは、通常のチャージ料の他に1,000円支払うことで、VIPルーム「金の茶室」に入室することができるようになります。

入る時は横にある躙口をくぐります

普段は閉ざされており、中をうかがい知ることはできないこの茶室。残念ながら内部は非公開とのことですので、こちらも実際に来店してお確かめいただければと思います。

……ということで、ついにくるところまできた感のあるメイドカフェブーム。出せばヒットするという時代ではなくなった今、これからはこうした個性豊かなコンセプトカフェが主流になってくるのかもしれませんね!