オリックス証券は17日、大阪証券取引所が2009年7月にサービス開始を予定している取引所外国為替証拠金取引「大証FX」への参入を決定した。

FX取引は、取引所と店頭で扱うものに大別されるが、取引所で得たFXの利益に係る税金は申告分離課税(税率20%)、また損益については3年間の繰越控除が適用されるなど、店頭に比べて税制面で有利な点があるため、利用者からは「取引所FXもぜひ導入してほしいという声が寄せられていた」という。

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同社は2004年2月より、店頭FX「オリックスFX」を提供しているが、こうした要望に応える形で、取引所FX「大証FX」への参入を決定したという。今回の参入で利用者は、「オリックスFX」と「大証FX」をニーズによって使い分けることが可能となり、利便性が向上するしている。