娘の彼氏に複雑な心境を抱くのは父親心、そんな父親に彼氏を紹介しにくいのは娘心-。結婚相手紹介サービスを展開するパートナーエージェントがこのほど、父の日に合わせて20代~40代の未婚女性214人を対象に実施した調査によって、結婚適齢期の娘と父親の興味深い関係が浮き彫りになった。
同調査は6月3日~6月5日の期間で実施。まず、結婚適齢期を迎えた女性たちは、父親のことを39.3%が「好き」、19.6%が「まあまあ好き」、26.6%が「普通」と回答。「あまり好きではない」(8.4%)や「嫌い」(6.1%)は少数だった。
父親に好意的とはいえ、父親に彼氏を紹介したことがある人は34.1%と、3人に1人にとどまった。紹介するタイミングとしては、「何カ月か経って落ち着いた頃」(39.7%)と「結婚を意識した頃」(38.4%)が多数意見だった。
結婚を決めた時に1番に報告する相手を尋ねると、「母親」が68.7%と圧倒的。次いで「友人」(13.1%)、「兄弟姉妹」(11.7%)が続き、「父親」は4.2%。ウェディングドレスを見てもらいたい相手の質問では、こちらも「母親」(54.7%)が最も多いものの、次いで「父親」が20.6%であり、同社は「すぐには言い出せないものの、やはり父親にも喜んでもらいたいという感情が伺える」と分析している。
さらに父親と娘の関係について探っていくと、父親が恋愛に意見してくることは「一度もない」が51.4%と過半数を占め、次に多いのも「めったにない」(33.2%)と、現代の父親は娘の恋愛に口うるさくないようだ。一方で、父親から恋愛に対して口出しを受けている娘ほど、「結婚相手は父親のような人がいい」、「父親が好き」と回答していることもわかったという。
ちなみにヴァージンロードを一緒に歩きたい父親は、1位が舘ひろし、2位が関根勤、3位が岩城晃一、4位が所ジョージ、緒方拳、水谷豊、田村正和、ビートたけしという順になった。