6月1日放送スタートのドラマ『夏の秘密』(東海テレビ・フジテレビ系 毎週月曜~金曜 13:30~14:00)の制作発表が20日、都内で行われ、出演者の山田麻衣子、瀬川亮、内浦純一、五代高之、姿晴香、篠田三郎が出席した。

左から瀬川亮、山田麻衣子、内浦純一

東海テレビ制作の昼ドラは、1964年スタートから45周年を迎え、本作で180作目。これまでの"ドロドロ"作品からは一転し、夏らしい清々しさで、切ない純愛を描いた"ロマンチック・ラブストーリー"となっている。物語の始まりは、ヒロイン・紀保(山田)と婚約者・龍一(内浦)の結婚式。2人が永遠の愛を誓い合った直後、龍一は無実の罪で逮捕されてしまう。龍一を救う為、事件のあった下町に潜入した紀保は、被害者を愛していた伊織(瀬川)と出会い、やがて同志となり、惹かれあっていく。事件をめぐるスリリングな展開と、恋そのものが持つドキドキのスリルを描きながら、触れたくても触れられない、胸に飛び込みたくても飛び込めない、ヒロインの切ない恋心を描く。

昼ドラマ初主演となる山田は「プレッシャーはなるべく感じないようにしてましたが、出来上がったものを見ると硬くて、緊張してたんだなって(笑)。最初は、前後のシーンが確認できないくらいのスケジュールでびっくりしたんですが、今はもう慣れました。常にドラマのことを考えていて、オフの時も忘れられないです」と、プライベートも役作りに励み、撮影に挑んでいる。第1話ではウエディングドレス姿で登場するが「ウエディングドレスを着たのは3回目なんですが、こんなに長時間着たのは初めて。年齢的に最近、結婚したいなって感じますね。子供は早めに生みたいので、ご縁があれば(笑)」と、本物のドレスへの憧れも。

山田は「瀬川さんは靴を揃えてくれるし紳士的。内浦さんは常に笑顔で、安心できる方です。二人とも男らしいですね」と印象を語った

緊張し言葉数の少ない瀬川は、「どう言えばいいか分かんなくて(笑)」と照れ笑い

前回出演の昼ドラ『麗わしき鬼』(2007年)では、"ゲイ"の青年を演じた内浦。本作では一変し、イケメンのエリート弁護士に

本作は、事件の犯人が分からないサスペンスの部分も見どころ。山田は「わたしは犯人をまだ知らないんです。瀬川さんは犯人とか全部知ってるんですけど教えてくれないんですよね。気になります」と笑顔で語る一方、「今までの昼ドラのイメージにあるような罵倒しあいではなく、静かな心理戦があったり、(紀保の)リンとしたところや恋愛で壊れていく姿、抱えてる矛盾などを見てもらえたら」と語り、女性の繊細な恋心にも注目したい。

『夏の秘密』(毎週月曜~金曜 13:30~14:00)は、6月1日より東海テレビ・フジテレビ系で放送