タレントの加藤夏希がプロデュース、デザインを手がけるブライダルドレスの新ブランド「Natsuki Doll」(ファンシー)の発表会見が16日、京都市左京区で行われた。

ブライダルドレスのブランド「Natsuki Doll」を発表した加藤夏希

発表されたドレスは全27着。その中でも「一番のお気に入り」という、ちりめん素材などで和のテイストを取り入れたドレスをまとって登場した加藤は「私もそうですが、女の子なら誰でも一度はドレスを着たお姫様の絵を描いて、自分もこんなドレスが着てみたいと思ったことがあると思うんです。その夢が実現したような心境」と念願のドレスデザイナーデビューに感無量の様子だった。

そんな彼女が1年をかけて作り上げたという作品は、レースやフリルをふんだんに使ったロマンチックなものから、ハードなアニマル柄やパイソン柄が斬新なロック調、ストリートカジュアルの要素を取り入れた英字プリントのドレスまで、従来のブライダルドレスの枠にとらわれない遊び心溢れるデザインが揃っている。加藤は「『これ、できるんじゃないかな?』と浮かんだアイデアををすべてやらせていただいて、ワガママも言わせてもらいました。結婚式のここ一番というところは、やっぱり白のオーソドックスなドレスが選ばれると思いますが、お色直しで楽しんでもらいたいですね」と話した。

「いろんなスタイルのドレスがあるので、どの女性もお気に入りを見つけてもらえると思います」と自信作をPRした加藤

さらに、「自分が結婚式を挙げるときには、今回作ったドレスを全部着たい(笑)」と意気込んだ加藤だが、「結婚相手を"募集中"の段階なので……」と実現はまだ先のよう。「私は23歳ですが、一昨年ぐらいから同年代のタレントさんがどんどん結婚し始めて、『アレ? 私って遅れてる?』みたいな焦りもあり、そろそろ"婚活"もしなきゃいけないのかなと(笑)。結婚、したいですね~」と結婚願望をのぞかせる一幕も。「ダンナ様の理想は、タイプでいうと野村萬斎さん。やさしくて自分の意志をしっかりもっている人。今回、花嫁のドレスを作らせていただいて、花婿の衣装も作ってみたいと思いました。花嫁の引き立て役でない服が作れたらいいな……と勝手に思ってるんですけどね(笑)」と夢を膨らませていた。

「Natsuki Doll」 フォトコレクション