トヨタ自動車は、ランドクルーザーに最上級グレード「ZX」を追加するとともに、一部改良して5月6日より発売する。装備の向上とともに、動力性能と燃費性能を両立した新型エンジンを搭載、あわせて「AX」にも新エンジンを搭載した。価格は、ZXが690万円。AXが470万円-540万円。

ランドクルーザー ZX

最上級グレード「ZX」は、20インチアルミホイール、チルト&スライド電動ムーンルーフ、多彩なマルチメディア機能を搭載したHDDナビゲーションシステム&トヨタプレミアムサウンドシステム(18スピーカー)などのほか、多数の利便性を高める装備や質感を高めた外装パーツを装備した。

走行性能では、4-Wheel AHC&AVS(Active Height Control Suspension & Adaptive Variable Suspension System)を採用し、オンロードとオフロードの走行性能を高めるとともに乗り心地を高めた。

新開発のV8・4.6L Dual VVT-iエンジン1UR-FE(最高出力:234kW[318PS]/5,600rpm、最大トルク460N・m[46,9kgf・m]/3,400rpm)を搭載し、6 Super ECTを採用することで、ZXでは10・15モード走行燃費6.9km/L(国土交通省審査値)を実現し、「平成22年度燃費基準+5%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」の認定を取得。

AXは、10・15モード走行燃費7.1km/L(従来型比約8%向上)を実現し、「平成22年度燃費基準+10%」を、AX "Gセレクション"は、10・15モード走行燃費6.9km/L(従来型比約5%向上)を実現し、「平成22年度燃費基準+5%」を達成するとともに、全車「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」の認定を取得している。