アラフォー女性に"リカツ"が増えている理由とは?

婚活の盛り上がりの裏で、最近は離婚活動の略である"リカツ"にも注目が集まっているようだ。離婚カウンセリング・コンサルティングを行う「離婚110番」には、自分に有利な離婚交渉を行うためにリカツをするアラフォー女性の相談者が増加し、現在では全体の4割を占めるほどになっているという。

これまで1万5,000件超の相談実績を持つ「離婚110番」の主宰、澁川良幸氏によると、「離婚や別居が珍しくなくなった昨今、離婚に向けて前向きに考える傾向が増え、積極的にリカツをするために充分な準備期間を取る人が多くなっています」というのがリカツの現状だ。特に以前は衝動的な離婚が目立ったが、近年は3~6カ月かけてリカツするアラフォー女性が多くなっているという。すぐには離婚に踏み切らない理由としては、経済不況の中で収入面の問題をクリアしてからというのも挙げられるようだ。

またリカツの増加原因は、離婚に対するポジティブなイメージが浸透してきているほかにも、DV・浮気・嫁姑問題という離婚原因だけでなくインターネットを通じた「言葉のDV」や「モラルハラスメント」といった理由でも離婚できることが周知され始めているのが大きな要因。さらに、婚活ブームによる焦りから短期間の交際期間で結婚した結果、結婚生活がうまくいかず、結婚から半年以内でリカツを始めているという女性もいるという。

澁川氏は、今後もアラフォー女性のリカツは増えていくと予想し、「必要以上に急ぐことなく、迷い悩みながらリカツを進めて良いのです」と話す。「ただし、やるべきことは着実に進め、経済的な見通しや住居の確保、子どものことなどは、結果に関わらず、しっかりと準備をしましょう。正しいリカツが、結果的に離婚してもしなくても、きっと将来のプラスになると思います」とアドバイスしている。