世界最大級の企業間トレードサイト「Alibaba JAPAN」を運営するアリババは6日、入学・進学に関するインターネット調査結果を公表した。

調査は2月23~26日の4日間、25歳~49歳で18歳以下の子供と同居している女性を対象に実施し、300名からの有効回答を得た。

調査結果によると、子供が入学・進学するに当たって何かを購入、あるいは購入する予定がある人(160名)に購入費用の原資を複数回答形式で聞いたところ、預貯金の回答が81.9%で圧倒的に多く、次いで「祖父母・親戚等からのお祝い金」(31.3%)、「学資保険・子ども保険の一時金」(9.4%)、「へそくり」(5.6%)と続いた。定額給付金との回答は0.6%。購入の総額費用を同じ対象者に聞いたところ、「3万円」が17.6%で最も多く、「10万円」(17.5%)、「1万円未満」(16.9%)の順となり、世帯によって費用はばらけることが窺える。

入学・進学祝いに欲しいものを同じく複数回答で聞いたところ、「現金」が84.8%と他を大きく引き離し、不況といわれる世相を反映する結果となった。2位以下は「図書券」(38.1%)、「商品券」(37.7%)、「文具券」「洋服」(各13.1%)、「自転車」(10.2%)、「靴・スニーカー」(9.8%)、「書籍」(9.0%)となった。