ネットマーケティングを展開するアイシェアは2日、ビールおよび発泡酒などに関するアンケート調査結果を発表した。同調査は、3月13日から18日の期間にインターネット上で実施され、20代から40代の男女427名から有効回答を得た。

「ビール」「発泡酒」「新ジャンル(第3・第4のビール)」といった、ビール系飲料の分類上の違いを知っていると回答したのは全体の半数以上(53.2%)。しかし、それぞれの味の違いが「わかる」と答えた人は19.7%にとどまり、「わかるものとわからないものがある」(48.2%)と「わからない」(32.1%)と回答した人を合わると、全体の8割を超える結果となった。

「ビール」「発泡酒」「新ジャンル(第3・第4のビール)」それぞれ飲んで(味などで)違いがわかりますか? (アイシェア調べ)

また、最も良く飲むビール系飲料を1つだけ選ぶという質問では、「発泡酒」が34.4%でトップ。2位は「ビール」の28.0%で、3位は「新ジャンル」と「プレミアムビール」が並んで18.8%。男女別でも「発泡酒」が共に1位(男性33.3% : 女性36%)だったが、男性は2位の「ビール」(29.5%)と4位の「プレミアムビール」(13.2%)と合わせたビール比率が5割を下回る42.7%に。それ対して女性は、2位が「プレミアムビール」(27%)、3位が「ビール」(25.8%)で、ビール比率は男性よりも高い52.8%となった。この結果について同社では、「ビールへのこだわりは意外と女性の方が強いようだ」とコメントしている。

このほか、同社ではビール系飲料の味の違いが「わかる」とする人ほど、「ビール」と「プレミアムビール」を飲む割合が高く、「わからない」と答えた人では「発泡酒」や「新ジャンル」を飲む割合が高くなる傾向が見られると分析している。