国土交通省は2009年2月分の建築着工統計調査報告をまとめた。2月の新設住宅着工件数は前年同月比24.9%減の6万2,303戸で、3カ月連続の減少となった。

利用関係別戸数では持家、貸家、分譲住宅とも軒並み減少。持家は、2万278戸で前年同月比9.9%減。民間資金、公的資金いずれの持家も減少したことが要因。貸家も同様で同28.5%の2万3,652戸となった。分譲住宅は1万7,558戸で、同34.4%減。マンションは同35.6%減の1万736戸、一戸建住宅は同31.7%減の6,741戸。

総戸数を地域別でみると、首都圏で前年同月比30.5%減、中部圏で同27.3%減、近畿圏で同27.0%減、その他地域で同15.9%減という結果に。建築工法別ではプレハブが同22.1%減の9,362戸、ツーバイフォーは同14.1%減の5,669戸だった。