ひまわり証券は9日、CFD取引とFX取引の各商品名を変更すると発表した。FX取引は23日より「マージンFX」から「ひまわりFX」に、CFD取引は12日より「証券CFD」から「ひまわりCFD」に切り替える。

同社の発表によると、FX取引は1998年10月、CFD取引は2005年11月、それぞれ日本で初めて導入したとのこと。いずれの取引も、歳月を経て一般への認知が広がりつつあるという背景を踏まえ、「従来の商標はパイオニアとしての役割を十分に果たした」(同社)として、ひまわり証券の商品であることを明確にした「ひまわりFX」「ひまわりCFD」に商標を変更する。

今後はOTC(相対取引)のメリットである商品設計の自由度の高さを活かし、利便性の向上を図りながら、更なるFX取引とCFD取引の普及に努めるとしている。

また、12日より証券CFD取引において欧州諸国の株価指数とユーロ圏のセクター別株価を基に算出される株価指数先物を追加。これにより、11カ国の株価指数15銘柄、米 / 欧 / アジア地域の株価指数先物・債券先物23銘柄を取り扱う。同時に、口座開設要件が緩和。「株式現物取引6カ月以上」あるいは「何らかの証拠金取引の経験」があれば口座を開設できるようになる。