タレントの山本モナが4日、都内で行われた映画『ディファイアンス』の公開記念イベントに出席し、不倫騒動の謹慎から復帰した現在の心境や、新恋人との結婚について胸中を明かした。

映画『ディファイアンス』のイベントに出席した山本モナ

自身のブログで告白し話題になった、新恋人で不動産投資会社の社長の存在について山本は「(彼に)支えていただけるのは有難いというか、よく支えてくれるなぁという気分です」と照れ笑いし、「将来を見据えた方?」と聞かれると「そうですね!」ときっぱり。嬉しい報告ができるのは「いつでしょうね……それは私が決めることではないので(笑)。仕事を一生懸命やっていく中で、私生活も充実すれば、"いつか"という感じですね」と、新恋人との結婚を視野にいれた交際であることをほのめかした。

久しぶりに大勢の観客の前でナビゲーターを務めた山本は、イベント終了後に「緊張しました」と、イベント中のやや堅い表情から一変し明るい笑顔を見せた。一方、準備していた通りの段取りが踏めなかったと悔しがると、取材陣から「それは、少し現場を離れてたから?」と直球の質問をされ、「そうなのかもしれないですね」と、さらりと交わす場面も。

イベント中、やや緊張した面持ちでトークを展開した山本。「年明けにこの仕事の話をいただいて、本当にすごく嬉しかったです」と、仕事復帰を喜んでいた

事務所の先輩で恩人のビートたけしについては「恩返しできるとしたら、一生懸命働くことです」と、気持ちを引き締めていた

また、「以前のモナさんと今のモナさんは違う?」との質問には、「違うと思います」と断言し、「今までの仕事の取り組み方がおかしかったというわけではないですが(笑)、一つ一つもっと丁寧に頑張っていこうという気持ちが以前より強くなりました」と、改心した新しい"山本モナ"をアピールしていた。

映画『ディファイアンス』は、第二次世界大戦中、1,200人のユダヤ人を救ったビエルスキ兄弟の実話を元にした物語。同イベントには、6,000人のユダヤ人を救った日本人外交官・杉原千畝氏の子息である杉原千暁氏を招き、試写のほか、トークイベントが開催された。

父・杉原千畝氏との戦時中の思い出を披露する千暁氏。6,000人のユダヤ人を救った父を「外交官なのだから当然の行動」と、堂々と語っていた

「尋常な精神状態ではできないような、本当に立派で勇気のある行動」と、ビエルスキ兄弟と杉原千畝氏について真剣な表情になっていた山本

映画『ディファイアンス』は、2月14日(土)よりシャンテシネほかで全国公開。