良い作品に関わりたい
――サタケさんは俳優・脚本家・監督と様々な顔を持っていますが、今後、どのように活動していくのでしょうか?
サタケ「そうですね……、映画は監督のもの、舞台は役者のもの、テレビは脚本家のものって考え方があるんですよ。それぞれのジャンルで、その役割が最も大きくフューチャーされるんです。面白いと思いません? だから、まあ、そんな感じですよね(笑)」
――全てやっていきたいという事ですね。
サタケ「はい。また監督もしますし、最終的には映画監督もライフワークのひとつにできたら良いと思ってます。脚本の仕事は少し減らしていきたいですね。舞台の脚本とか、本当に大変なんですよ(笑)。役者に関しても、さらにしっかりやっていきたいですね」
――これから、さらに忙しくなりそうですね。
サタケ「時間の事は意識しますね。例えば、今の僕に10代の役は出来ません。今しか出来ない役ってあるじゃないですか。10年たったら30代の役は出来ないですし。時間って、あるようで、実はあまりないような気がしてるんですよね。今使える時間は限られてるので、なるべく良い作品を作りたいし、良い作品に関わりたいです。高尚な作品という意味ではなく、やったあとに、『関われてよかった』と思えるような作品に、監督、脚本、役者として関わっていけたらいいですね」
同窓会 デラックス版
撮影:中村浩二