タカラトミーは15日、液晶画面付きデジタル家計簿「節約戦士 おサイフセイバー」を12月27日より発売すると発表した。携帯に便利な手のひらサイズで、専用タッチペンで収入や支出を記録する。節約すればするほど液晶画面内で5人の節約戦士が活躍し、ストーリーを楽しみながら節約できるという。価格は4,410円。

液晶画面付きデジタル家計簿「節約戦士 おサイフセイバー」

「節約戦士 おサイフセイバー」はその名のとおり、遊びの要素として戦隊キャラクターを取り入れたデジタル家計簿。節約の素晴らしさを伝えるために戦う5人の「節約戦士」と、魅惑の浪費に引き込む「浪費三姉妹」とが画面上で戦いを繰り広げ、目標金額の10分の1の節約に成功するたびに全10話のドラマが1話ずつ展開されるという。節約に失敗するとバッドエンディングになってしまうほか、4日以上入力しないとストーリーが振り出しに戻ってしまうなどの楽しみながら無理なく節約させるための工夫がなされている。

家計簿としては、日々の支出の管理と状況の報告、予算残額や項目ごとの支出の累計、目標達成までの金額や日数、月ごとの過去の家計簿データ6カ月分などが確認できるなどの多機能を搭載。

タカラトミーの調査によると首都圏に住む20代の独身男女社会人1,000人のうち約5割がお金を管理するツールに関心があるとしており、「生活防衛策として家計簿のニーズが生じつつある」と同社では分析。10万個の年間出荷目標を掲げている。