日産自動車は、スカイラインのセダンとクーペを一部改良して、発売を開始した。エンジンは2日に発表された新フェアレディZと同型となる3.7L V型6気筒エンジン「VQ37VHR」を搭載するモデルも用意される。駆動方式はセダンがFRと4WD、クーペはFRのみがラインアップされる。価格はセダンが289万8,000円から401万1,000円、クーペが338万2,500円から460万9,500円。

セダン 370GT Type SP(クリムゾンレッド)

「スカイラインセダン/クーペ」は、上位モデルがこれまでの3.5L V型6気筒エンジンから新フェアレディZに採用されたものと同型エンジンで、バルブ作動角・リフト量連続可変システム「VVEL」を備えた「VQ37VHR」に変更された。クーペは「VQ37VHR」搭載モデルのみ、セダンには2.5L V型6気筒エンジン「VQ25HR」搭載モデルも用意される。「VQ37VHR」搭載モデルには、マニュアルモード付きフルレンジ電子制御7速ATが組み合わされる。セダンの2.5Lモデルは5速AT、クーペには6速MT搭載モデルも用意される。

外観は、すりキズやひっかきキズが時間とともに修復するスクラッチシールドを全色に採用し、ボディカラーは新採用のクリスタルホワイトパールを含む全6色が用意される。インテリアでは、セダンの250GT、250GT FOURを除く全モデルにインテリジェントエアコンシステムを設定したほか、セダンには車速やステアリング舵角に応じて専用ランプで進行方向を照らす「アクティブAFS」、SRSカーテンエアバッグ・SRSサイドエアバッグシステムも標準設定される。

370GT Type SP(クリスタルホワイトパール)

370GT Type SP(ブレードシルバー)

370GT Type SP(ブリリアントシルバー)

370GT Type SP(ストラフィアブルー)

370GT Type SP(スーパーブラック)

370GT Type SPリアビュー