女性向けWEBサイト「OZmall(オズモール)」を運営するスターツ出版は11日、同サイトの会員を対象に実施した新婚旅行の費用に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は10月にインターネットによって行われたもので、325人から回答を得た。回答者の平均年齢は29.6歳。

調査結果の集計によると、「50万円以下」が48%、「50万円以上」が52%となっており、50万円を境にほぼ半々に分かれていることがわかった。平均費用もおよそ50万円という結果になっている。

新婚旅行にはいくらかけた? スターツ出版OZmall Wedding調べ

「50万円以下」と答えたカップルの多くは、国内旅行やアジアンリゾートを1週間程度の滞在で楽しんでいる。「ハワイに4泊6日。2人で毎日素敵なレストランで食事し、バーやクラブに出かけたことが思い出」との声もあった。

一方「50万円以上」と答えたカップルに人気だったのは、オセアニアのビーチリゾートやヨーロッパでの10日前後の滞在。「8日間ウィーン&パリへ。セーヌ川沿いで、彼が私に永遠の愛を誓ったことが最高の思い出です!」との熱い声も寄せられた。

なお新婚旅行に50万円以上を費やしたカップルでは、マリンスポーツや食べ歩きを旅の目的とした人が多く、中にはラスベガスでのカジノやパリでの買い物三昧ツアー、世界一美しいとされるロンシャン競馬場での競馬を楽しんだなどのセレブな声もちらほら寄せられたという。新婚旅行の行き先や内容にも「二極化」が進んでいるようだ。