楽天証券は10日より、個人投資家の投資動向をレポートした「楽天DI」の提供を開始した。同社に総合取引口座を持つ個人投資家から毎月アンケート形式で動向を集計し、その結果を発表するものだ。

楽天証券によると、同社に取引口座を持つ投資家の信用評価損益率は三市場平均と比較しても4~5%高く、その投資動向が注目を集めているとのこと。このため、ネット証券で取引をする個人投資家ならではの投資動向の発信を目的として、DI形式でのレポート配信をスタートさせたとしている。「DI」とは景気判断に用いられる諸指標を選定し、現状認識がどちらの方向に向いているかを示す指数。「楽天DI」では日銀短観と同じ計算方法を採用し、「(強気回答数ー弱気回答数)÷全回答数×100」で算出している。

「今後注目する投資先 - 10月10日発表の楽天DIより」

アンケート集計は毎月第1月曜日から第1水曜日の間に行い、その週のうちに同社webサイトにてデータを公表する。楽天証券経済研究所の担当者は「楽天DI」を公開する意義について「チャート分析の真髄も実は心理学。市場参加者の心理把握の一助にしていただければ」とコメントしている。

サービス開始当初はチャート化など時系列でのデータ評価はできないとのことだが、「今後は定期的に集計したデータを蓄積することで、有為なデータの提供を行っていきたい」とのことだ。