V6の井ノ原快彦、京野ことみらが11日、都内にて行われた舞台『昭和島ウォーカー』の制作発表に出席した。

結婚後、初の舞台出演となる京野ことみ。「一人でもディズニーランドに行っちゃいます」と笑顔をみせた

物語の舞台は、工業化が進んだ近未来のうらぶれた町工場「アサヒロボット」。やる気のない工員達が、謎の自殺を遂げた先代社長の息子 (井ノ原快彦)が工場に戻って来たことをきっかけとして、工場の再起を目指すコメディー。作・演出は、人気劇団「ヨーロッパ企画」の主宰者である上田誠が務める。

上田の大ファンという井ノ原からのラブコールで実現した舞台というだけあって、井ノ原は「今までなかったような仕掛けが待っています! 『こんな発想があったのか!』というような、とにかくすごいことになっています」と興奮気味。また、父親が工場勤めだという井ノ原は「父親の工場が"昭和島"にあるので、父親は自分のためだと思ってますね(笑)。『ありがとう!』って言われました」と笑わせた。一方、上田は「(井ノ原は)破天荒な行動をして、周りから『ちょっと待ってよ』って言われちゃうような人。でも周りもどんどん巻き込まれて面白いことになっていく感じですね。あと、割と軽々しく『できる、できる』って言う人だなと(笑)」と井ノ原の印象を語った。

また、上田から"アテ書き"したと宣言された京野が「なんで私が元ヤン女工役なのかはっきりさせたいです!」と笑顔ながら納得いかない表情を浮かべると、上田が「実際に会ったら、ガハハって笑う人だなって思ったので」と淡々と説明。井ノ原が「実際にはディズニーランドが大好きな少女みたいな人ですからね(笑)。『年間パスポートも持っているんですよ~』ってディズニーランドの話ばっかりするんです」とフォローする一幕もあった。

「(V6の)岡田と同じ歳なんですよ」と井ノ原に紹介された上田

松本まりかは「引っ込み思案という役柄ですが、稽古場ではがつがつ先輩たちに食いついていきたいです」

『昭和島ウォーカー』は、東京グローブ座(東京・新宿)にて11月2日(日)から11月23日(日)、シアター・ドラマシティ(大阪・梅田)にて11月27日(木)から11月30日(日)までの期間で上演。詳細はこちら